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[AWS,GoogleCloud]Cloudshellのバージョン差異

2022/07/31に公開

はじめに

みなさん、CLIを利用していますか?私は結構利用しています。

要望・やりたいこと

何かしらの理由でパブリッククラウドでサーバの一覧がほしい事を言われることがあると思います。
厄介な点として、パブリッククラウドは直ぐに仮想サーバを構築できるため、従来のようにエクセル管理というのは現実的ではありません。
一方、プロジェクト側も、オンプレミス時代と違い、常時全ての仮想サーバを管理しているケースはまれです。
この要件を満たすとなると、要望した方のタイミングでコマンドを叩いて取得できるように教えたほうが正直楽です。
しかし、この運用をためだけにSDKをインストールしてもらうのは正直難しいと思います。
この場合はCloudshellが便利です。

今回やること

今回はAWSとGoogleCloudのインストーラ最新版とCloudshellのバージョン差異について記載します。

結論

AWSもGoogleCloudも若干古めのSDKバージョンですが、インストールせずに利用できるため、気軽にCLIを叩くのであれば、Cloudshellが優先選択肢になり得ます。

その他注意点

jsonファイルをいい感じに整形してくれるjqコマンドがあります。
2022-07-31時点で、AWS Cloudshellのjqのバージョンが1.5となり若干古めのバージョンとなります。そのため、一部コマンドが動かない可能性があります。
(具体的にはjqの引数を省略している場合、エラーになるケースがある。)

想定利用者

CLIに対して抵抗がない
そこまでAWSやGoogleCloudでCLIを利用しない
単一のAWSアカウント、もしくは単一のGoogleProjectでの運用

検証方法

local環境はhomebrewで最新版にアップデート
合わせて、Google Cloud SDKは以下コマンドで手動アップデート

gcloud components update

検証結果

AWS

AWSの場合、SDKバージョン確認はこちらになります。

aws --version

AWS Cloudshell

AWS CLI 2.7.18

screenshot

local 環境

AWS CLI 2.7.19
jq 1.6

screenshot

Google Cloud

Google Cloudの場合、SDKバージョン確認はこちらになります。

gcloud version 

Google Cloudshell

Google Cloud SDK 394.0.0
jq 1.6

screenshot

local 環境

Google Cloud SDK 395.0.0
jq 1.6

screenshot

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