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お金をかけずに短期間でSlack 認定管理者(Slack Certified Admin)合格した話
なんとなく受けてみたSlack 認定管理者(Slack Certified Admin)に合格しました。
基本情報
どうして試験受けたの
- 現業務で全社のSlack管理者を行っているので損にならない
- 思いつき
- たまたまネサフしていたら、Slack認定試験が日本語化したのを発見
- どうやら、日本語化して1ヶ月も経過していないらしい
- その所為か、合格体験記のBlogが引っかからない
- これ、合格して記事書けば目立つんじゃない?
- たまたまネサフしていたら、Slack認定試験が日本語化したのを発見
そもそもどういった資格なの?
Slack認定資格は2種類あります。
- Slack 認定管理者(Slack Certified Admin)
- Slack の実装、構成、管理に必要な知識とスキルを実証
- 今回受験したのはこっち
- Slack の実装、構成、管理に必要な知識とスキルを実証
-
- Slack 認定開発者(Slack Certified Developer)
- Slack API と、Slack 内で利便性の高いアプリを構築
- Slack 認定開発者(Slack Certified Developer)
簡単に言うと
- Slack 認定管理者(Slack Certified Admin)
- Slack の導入〜運用まで(APIとアプリ構築除いて)全部できる人
- Slack 認定開発者(Slack Certified Developer)
- Slack API とアプリを構築ができる人
Slack 認定管理者の方が圧倒的に範囲が広いです。
また、Slack導入〜運用を一通りやられた方はほぼいないはずなので、そこも難しい要因です。
Slackスペック
- 部門運用管理者(スタンダードプラン)・・・・1年
- 全社アンバサダー、運用管理者(Grid)・・・半年(現業務)
- 全社導入後参画
で、Slackのベストプラクティスで社内チームの役割がありまして
Slack Enterprise Grid のコアチームとサポートチームに関する情報と私の業務範囲を表にしました。
- 全社導入後参画
役割名 | 役割 | 業務 |
---|---|---|
エグゼクティブスポンサー | Slack のビジョンを策定し、組織的なサポートを提供する | × |
プロダクトオーナー | Slack をサポートするために用意したリソース、ポリシー、プロセスを監督する。 | ○ |
SlackOrGのオーナーと管理者 | Slack 導入時に決定したポリシーと設定、および承認プロセスなど、プラットフォームの OrG レベルでの管理に責任を持つ。 | ◎ |
プロジェクトマネージャー | 導入とその他の Slack 関連の取り組みの間、プロジェクトの管理状況を監督する。 | ○ |
学習とトレーニングの担当者 | カリキュラムの作成と提供を含む、学習戦略の遂行に責任を持つ。 | ○ |
Slackワークスペースのオーナーと管理者 | Slack 導入時に決定したポリシーと設定、および承認プロセスなど、プラットフォームのワークスペースレベルでの管理に責任を持つ | ◎ |
Slack アンバサダー | ストプラクティスをユーザー組織内に普及させる役割を果たしてもらうために、Slack を使いこなしているスーパーユーザーたちが連携して活動するチーム | ◎ |
ヘルプデスクおよび IT サポート | 基本的なトラブルシューティングや管理のリクエストなどを行う。 | △ |
開発者 | カスタムアプリとインテグレーションを設計、構築および実装する。 | × |
法務 | Slack の使用方法について法務上のレビューを実施し、ガイドラインを示す。ガイドラインとデータ保存ポリシーを決定する責任を負う。 | ○ |
セキュリティ | 社内のセキュリティおよびコンプライアンス管理の方法と要件を示す。 | ○ |
事業部門の代表者 | Slack の利用について部門のビジョンを策定し、導入の推進と担当者の割り当てについて支援する。 | ◎ |
記号 | 役割 |
---|---|
◎ | 業務範囲(ジョブディスクリプション範囲外を含む) |
○ | 業務関与しているが、将来的に引継ぎ予定 |
× | 業務経験なし |
縛り内容
短期間で合格する
- あまり時間を使いたくない
試験費用以外お金をかけない
- 現所属会社は、資格試験合格しても費用を補助してくれないので、できるだけお金をかけない
- それ以前に対策本がない
- あったとしても結構怪しい講座ばかりで購入する気にならないものばかり
- 英語版のudemyならありましたが、理解できなさそうなので諦めました
- それ以前に対策本がない
結果
合格しました
スコアはでない?っぽいです。
日程
- コース開始・・2021/04/25 深夜
- 試験申込・・・2021/04/26 朝
- 試験日・・・・2021/04/28 早朝
- 試験はExamity Onlineなので試験管含めて英語です。割としんどかった。
- Zoomを利用するので入っていない人は事前にインストール推奨
勉強方法
-
公式:Slack 認定管理者準備コースをやる
https://www.slackcertified.com/slack-certified-admin-prep-course-ja- 通しで2周+小テストを2周しました
-
AWS公式サンプル問題をやる
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/
投下時間・費用
- 試験申込・・・0.5時間
- 試験勉強・・・12時間
- 試験時間・・・1時間
- スコア確認・・0.5時間
- 合計 :14時間
かかった費用
- 受験費用 :$300-
- 合計 :$300-(¥32,837-)
受験して感じたこと
受験してやったほうが良いと思うこと
このままだと、スペックでゴリ押ししただけやん!!って思われるので
受験に押さえておいたほうがいいと思ったことをピックアップしました。
-
自社の導入事例を疑う
- 他社SaaSでも同様ですが、自社の事例がベストプラクティスに沿っているとは限らない(むしろ違うこと)はよくあることなので理解しながら勉強すると理解しやすい
-
参考になるページ
-リソースライブラリ
https://slack.com/intl/ja-jp/resources -
軽くみた方が良いページ
- Slack Enterprise
https://slack.com/intl/ja-jp/enterprise - Slack公式ブログ
https://slack.com/intl/ja-jp/blog
- Slack Enterprise
受験して得られたこと
- 導入から運用まで幅広いベストプラクティスを学べたため、導入コンサルや運用で困ったときの旗振りに活かせる
- 自社ルールがベストプラクティスじゃないのに気がつく
- 運用改善につながる
- セキュリティーや保管ルールは意外と対応していないケースが多いと思いました。
- エクスポートの範囲は保管期間なのは盲点だと思います。
- 自社ルールがベストプラクティスじゃないのに気がつく
まとめ
さらっとまとめてみましたが、導入〜運用をひと通り経験された方であれば格点は取れます。ただ、何もやらないとなると範囲が広いので結構しんどいです。
次回はSlack Developerを勉強するか、Slackの全社統合について体験記を書こうと思います。
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