【文章】Visual Studio Code を文章エディターとして活用するガイド
キホンのキ
まずは覚えておきたいVisual Studio Codeの基本を紹介したい。
クイックオープン
ctrl + p
開いたことのあるファイルが、最近開いたものから順番に一覧表示。
ファイル名の一部を入力すると、その名前が含まれたファイルが表示される。
・:
と入力すると、指定の行へ移動できる(:20
で20行目に移動)
・>
を入力すると、コマンドパレットに変化
・?
で、クイックオープンでできること一覧が表示
設定を開く
ctrl + ,
コマンドパレット
Shift + Ctrl + p
または、 Fn + F1
コマンドパレットとは、Visual Studio Codeが提供する多数の機能にアクセスするための「コマンド」が並べられた「パレット」のこと。
マウスでコマンドパレットに表示される項目を選択することも可能。
Visual Studio Codeの機能を利用するためのもの。
コマンドパレットにあるテキストボックスに、今からしたいことを表す語を入力し、そこに表示された候補から望みのものを選択して実行するといった使い方をする。
★文章エディターの活用
そもそも日本語が使えるようにするには、「vs code 日本語 設定」と検索すると、やり方がでてくる。
ここでは、日本語で文章を書くときに役立つ機能を中心に紹介する。
まずは「見た目」について。
見た目
Zenモードで編集に集中
ctrl + k
のあとにz
終了するには、同じコマンドかesc
キーを2度押す。
エディターの右端でテキストを折り返す
alt + z
文字数カウント
「CharacterCount」という拡張機能をインストールすると、左下に文字数のカウントが表示される。
行に目印をつける
「Bookmarks」という拡張機能をインストール。
そして、ファイル内で右クリック → Bookmarks → Toggle
ctrl + alt + kでブックマークをつけたり、消したりできる。
ctrl + alt + l / j
でブックマーク間の移動。
日本語の文章を校正
「テキスト校正くん」という拡張機能をインストール。
マークダウンファイルをプレビュー表示
ctrl + k
の次に v
または、右上のプレビュー表示アイコンをクリック。
マークダウンファイルからスライドを作成する
「Marp for VS Code」という拡張機能をインストール。
つづいて、編集についてみていく。
編集
行を移動
alt + ↓ / ↑
2つのファイルの内容を比較
以下の流れでできる。
・ファイル名を右クリック
・「比較対象の選択」をクリック
・比較するもう一つのファイル名を右クリック
・「選択項目と比較」をクリック
またはコマンドパレットからcompare
と入力し、「File: Compare Active File With...」を選択。
そのあと、一覧から比較したいファイルを選択。
同じテキストを一度に置換
マウスドラッグ、またはshift
キーをつかって、編集したい文字を選択。
ctrl + Fn + F2
または、右クリックで「すべてのテキストを置換」を選択し、置換したいテキストを入力
同じテキストをすべて選択
マウスドラッグ、またはshift
キーをつかって、編集したい文字を選択。
そのあとに、ctrl + shift + l
マルチカーソルを使い、複数個所を同時に編集
文字を挿入したい箇所にカーソルを合わせ、次の場所ではalt
キーを押しながら、クリック。
文字を入力したり、削除したりすると、同時に反映される。
同じテキストをまとめて編集
マウスドラッグ、またはshift
キーをつかって、編集したい文字を選択。
ctrl + d
を押すと、次の一致するテキストを選択に追加できる。
これを繰り返す。
選択に追加せずにスキップする場合は、ctrl + k
の次にctrl + d
をおす。
カーソルを縦方向に拡大
ctrl + alt + ↓ / ↑
行き過ぎた場合、ctrl + u
で、最後のカーソル操作を取り消すことができる。
また、alt
キーを押しながら、任意のカーソルをクリックすると、そこだけ選択から外すことができる。
複数行にわたって長方形に選択(矩形選択)
開始位置をクリック。
shift + alt
を押したまま、終点をクリック。
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