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LibreOfficeでグラフを作成する

2021/10/19に公開

LibreOfficeでのグラフ作成はつらい。が、MSOfficeが会社PCで与えられてなく、Libreでなんとかするしかなかったので頑張った結果克服した。
グラフに関する操作はどれも相当CPUパワー食うので(しかもシングルスレッドで動作なのでマルチコア意味ない)、CPUの強いマシンで作業が必要(特に行数が1万超えるような場合には)

グラフ作成開始

まず、行数をメモっておく(何行目までをグラフにしたいか。全行なら、一旦Ctrl + ↓で最後の行数確認して、記憶してCtrl + ↑で先頭行に戻っておく)
※追記: データ系列のステップで、Y値の行数を見れば良いので、これは不要です

Y軸として利用したい列を、列選択する
※時刻など、X軸に利用したい列はここでは選択しないようにする

グラフアイコンぽちるか、挿入->グラフ

グラフウィザード・ダイアログの操作

グラフの種類を選択して、次へをクリック。ログ解析なら棒グラフ(縦棒のボックス)か折れ線が多いと思う

データ範囲はそのままで次へをクリック

データ系列のステップで、範囲の右側の、↑矢印がついてるアイコンをクリック

カテゴリーの範囲の選択という小さいダイアログボックスが表示される。この状態で、X軸に利用したい列のセルを、A1からA2やA3などでよいので、適当に複数セル選択する。ここではCtrlキーなどのショートカットキーを利用した範囲選択が効かない。なので、一旦適当に範囲選択して、あとから値を手で入力する

データ系列に戻ると範囲に先ほど選択したセルが入力されてるので、グラフにしたい行数に手動で修正する
※Y値に指定されてる行数に合わせればOKです
例) $Sheet1.$A$1:$A$3 -> $Sheet1.$A$1:$A$10000

グラフ要素のステップで、凡例の場所が右になってるので、上に変更する。凡例が右にあると、グラフ用領域の右半分が凡例に割り当てられ、グラフが小さくなってしまうため。

グラフができる。
あとは、例えば以下のような編集をする

  • X軸をダブルクリック -> X軸の文字の角度を斜めから90度(垂直) に変えてみるなど(ただしこれ実際やってみると、X軸の文字の間隔が狭く調整されて見づらくなったりするので、デフォルトの自動調整のままが見やすかったりする)
  • Y軸をダブルクリック-> 目盛りの上限を変えるなど
  • グラフをダブルクリック -> 領域タブの色から、グラフの色を変える(デフォルトで赤が設定されたりする。赤字のグラフは心臓に悪いので(何か問題の発生しているグラフに思える)青などに適当に変更する)

作成したら、ODFファイルなどで保存すれば完了!

めも

EC2でLibreでグラフを作成していたのだが、操作が重すぎて、一時的にc5.largeにしたら待ち時間が短縮されて幸せになった
基本的にLibreでグラフの作成や編集をするたび、CPUが1スレッド100%ではりつく(2スレッドならCPU全体で50%ではりつき)
グラフ元のcsvは、17000行で、列は軽くするため時刻(HH:MM:SS)列とデータ列(数値)のみ。
r5.large(2コア)だと体感10秒くらいはりつく。c5.large(2コア)だと、はりつきが5秒くらいになって、ストレスが低減された。本当はc6g.large(2コア, x5よりさらに40%パフォーマンスが高い)を使いたかったが、Windowsには対応してないとエラーがでた。あと、CPUオプションでハイパースレッディングをOFFってシングルコア性能を若干上げたかったが、インスタンス作成時にしかCPUオプションは選べないみたい。

利用したバージョンは7.2.2.2(現在の最新リリース)です

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