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PowerAutomateのAdaptive Cardsで条件分岐させたい

2022/06/11に公開

はじめに

PowerAutomateのAdaptiveCard(アダプティブカード)を使ってアンケートを行いたい。このときに条件分岐を行う方法がややこしかったのでメモ。

Action.ShowCard

AdaptiveCard内でボタンを表示しどれを押すかによって表示するコンテンツを切り替える方法。
動作デモは以下のページ参照。

https://poszytek.eu/en/microsoft-en/office-365-en/showing-and-hiding-content-in-adaptive-cards/#ActionShowCard

AdaptiveCard DesignerElementsからActionSetを選択し作成中のメッセージ内にドラッグする。
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Empty ActionSetとなっているので右下のAdd an actionよりAction.ShowCardを選択する。
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新しい要素が出現するのでこれを選択し画面右側のELEMENT PROPERTIESAction.ShowCardの値を任意に変更する。
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Add an actionを再度選択することで要素を任意の数追加することができる。
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このAction.ShowCardに要素を追加するには、ボタンをダブルクリックする。
すると下部にEmpty AdaptiveCardという表示が出る。
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ここに要素を追加することで以下のような選択式のAdaptiveCardを作成できる。
質問の切替

Action.Submit

基本的にAction.SubmitAdaptiveCardの末尾に設定する。
だが上記の方法で各ボタンごとに入力する要素があるのなら、それぞれにAction.Submitを設置する必要がある。
正しいレスポンス

これを行わなわず、AdaptiveCardの末尾に設定した場合、ShowCardで分岐した選択肢内の要素が取得できない。
以下の例ではdateが送信されていないことがわかる。
意図しないレスポンス

以上だ。動作不良等は@Honahukuに連絡してほしい。

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