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Quarkusの開発環境をゼロから構築！必要なツールとセットアップ手順を解説
宝松@システムエンジニアQuarkusの開発環境をゼロから構築！必要なツールとセットアップ手順を解説
1. はじめに
Quarkusは、クラウドネイティブなJavaフレームワークとして注目されています。本記事では、Windows環境でQuarkusの開発環境をゼロから構築するために必要なツールとセットアップ手順を詳しく解説します。
2. 必要なツール 🛠️
Quarkusの開発を始めるために、以下のツールを準備しましょう。
基本ツール
- JDK 17以上（AdoptOpenJDK または Azul Zulu）
- Gradle または Maven（ビルドツール）
- Quarkus CLI（Quarkusアプリ作成用）
- PostgreSQL for Windows（データベース）
- VSCode（またはIntelliJ IDEA）（開発環境）
- Docker Desktop for Windows（コンテナ環境で開発する場合）
オプション（推奨）
- DBeaver（データベース管理ツール）
3. Quarkusのセットアップ手順 🏗️
1️⃣ JDK & Gradleのインストール
- Azul Zulu JDK などからJDK 17以上をダウンロード・インストール。
- Gradle公式サイト からGradleをインストール。
- システム環境変数に
JAVA_HOMEを設定し、コマンドプロンプトでjava -versionを確認。
2️⃣ Quarkus CLIのインストール
PowerShellを開いて以下のコマンドを実行。
wsl --install
curl -Ls https://sh.quarkus.io/install.sh | bash
※ WSL（Windows Subsystem for Linux）が必要になるため、事前に有効化しておく。
3️⃣ Quarkusプロジェクトの作成
quarkus create app demo --gradle
cd demo
4️⃣ PostgreSQLのセットアップ（Windows版）
- PostgreSQL公式サイト からWindows用インストーラをダウンロード。
- インストール後、pgAdmin でデータベースを作成。
-
postgresql.confのlisten_addresses = '*'を有効化。
Docker版（推奨）
-
docker-compose.ymlを作成し、以下の内容を追加。
version: '3.1'
services:
postgres:
image: postgres:latest
container_name: quarkus-db
environment:
POSTGRES_USER: quarkus
POSTGRES_PASSWORD: quarkus
POSTGRES_DB: quarkus
ports:
- "5432:5432"
restart: always
- 以下のコマンドでコンテナを起動。
docker-compose up -d
5️⃣ VSCodeで開発環境を整える
-
Quarkus Extension Pack をインストール
-
コード補完 & ホットリロード の設定を有効化
settings.json
{
"java.configuration.updateBuildConfiguration": "interactive",
"java.autobuild.enabled": true,
"java.format.settings.url": "https://raw.githubusercontent.com/redhat-developer/vscode-java/master/java-formatter.xml",
"java.format.settings.profile": "GoogleStyle",
"editor.formatOnSave": true,
"java.codeGeneration.useBlocks": true,
"java.completion.favoriteStaticMembers": [
"org.assertj.core.api.Assertions.assertThat",
"org.mockito.Mockito.*",
"org.junit.jupiter.api.Assertions.*"
],
"java.import.gradle.wrapper.checksums": [],
"java.import.maven.enabled": true,
"quarkus.tools.formatting": true
}
4. Quarkusアプリの起動 🚀
プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行します。
./gradlew quarkusDev
✅ http://localhost:8080 にアクセスし、Quarkusアプリが動作していることを確認！
5. まとめ
Windows環境でQuarkusの開発環境を構築することで、すぐにアプリケーション開発を始めることができます。
✅ JDK, Gradle, Quarkus CLI, PostgreSQLを準備
✅ Quarkusプロジェクトを作成し、VSCodeで開発開始
✅ Dockerを活用すればDB環境も簡単にセットアップ可能
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