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Tailwind CSS 導入調査レポート

に公開
React
Tailwind CSS
Windows
nvm
Vite
tech

日付：2025年5月16日

調査目的

Vite + React プロジェクトに Tailwind CSS を導入し、ログイン UI を構築するために、Windows + nvm 環境で Tailwind CLI を正常に動作させることを目的とした。

実施環境

  • OS：Windows 10（64bit）

  • Node.js：

    • v22.14.0（Store 版、後に削除）
    • v20.12.2（nvm 経由で切り替え）

  • npm：10.5.0

  • nvm：使用

  • プロジェクトツール：Vite + React + Tailwind CSS

  • パス：D:\tech_survey\vite-react-tailwind-login

問題点と対応経緯

1. tailwindcss CLI がインストールされない

  • npm install -D tailwindcss postcss autoprefixer を何度実行しても .bin/tailwindcss が生成されず
  • npx tailwindcss init -p 実行時に could not determine executable エラーが発生

原因

  • tailwindcss パッケージが壊れた CSS 用の別物（CLI なし）だった可能性が高い
  • npm install が意図しないパッケージを解決していた

2. Node.js のバージョンと nvm の競合

  • nvm use を実行しても node -v が v22 のまま
  • 実は Microsoft Store 版 Node.js が環境変数上で優先されていた

対応

  • Store 版 Node.js をアンインストールし、nvm での v20.12.2 に統一
  • where node で確認し、C:\Program Files\nodejs を無効化

3. 正しい Tailwind CLI のインストール方法

以下の方法で CLI 付きの安定バージョンを明示的に指定：

npm install -D tailwindcss@3.4.1 postcss autoprefixer
  • .bin/tailwindcss が生成されたことを確認
  • npx tailwindcss init -p 成功

成果

  • Tailwind CSS CLI を正しくインストール・初期化完了
  • tailwind.config.js と postcss.config.js が自動生成された
  • ログイン UI の画面実装も成功し、レスポンシブ対応の動作を確認済み

今後の課題

  • Tailwind のバージョンを上げる際は cli.js の有無を確認する必要がある
  • Windows + nvm 環境では、Store 版 Node.js の干渉に注意
  • 公式 CLI の exports 対応が進むまでは、安定バージョンの指定を推奨

備考

  • 今後、Supabase との認証連携やバリデーション実装、React Router を含めた SPA 化も検討可能

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