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DATA Saberチャレンジ雑記1 Ord6ディスカッション会

2023/07/06に公開

はじめに

2023年5月1日にエントリーしたDATA Saberチャレンジが、7月に入り残り1/3を切りました。
6月は内部コミュニティ活動にかまけて、Ordialの進捗が悪かったので、巻きを入れはじめたところです。(まだ7つしか終わっていない・・)
一方、コミュニティ活動は、内部はイベント主催×4+ドクター×1でクリア、外部はPrepUGの登壇をやったので、残りは「普段やらないことをせよ」との師匠指示のもと、ブログ書くことにしました。DATA Saberチャレンジの中で、感じたことなどを書いてみようと思います。
本ブログはその1つ目です。

Ord6ディスカッション会

昨日7/5に、Ord6 Visual Best Practice II のディスカッション会を開催しました。ご参加いただいた、ゆんさん、ちなつさん、Taitoさん、そして、あんにん太郎師匠、ありがとうございました。

Ordの内容に関わることはあまり書かない方がいいと思うので、それ以外で印象に残ったことを覚えを兼ねて書きます。

ツリーマップとエリアチャート

密かに前から「はたしてこれはわかりやすいビジュアライズなのだろうか??」とモヤモヤしていたこの2つについて、他のアプレンティスさんと話すことができました。自分と同じように感じてた方がいらっしゃり、安心しました。

ツリーマップは、比率を俯瞰するにはいいんですが、パッと見で順番がよくわからない。差の大きさの違いもよくわからない。自分は、わざわざラベルにrankで順位を出したりしてました。
ディスカッションで得た知見は、以下でした。

  • 順位や差の大きさを見るなら、むしろ棒グラフがいい。
     順位の並びや、隣との差の量が明確に見える。
  • 要素の数がすごく多いときは、ツリーマップが生きる。
     小さい要素はつぶれるものの、全体を1画面に収めることができる。棒だと本数が多すぎて、スクロールになってしまう。

エリアチャートも、カーディナリティの高いディメンションで折れ線グラフを割ってスパゲッティーにしちゃうよりは見易いのですが、個々の要素について情報が読み取れるかというと、視点が上下して、よくわからないなぁ、と思っていました。こちらも同じ感想の方がいらっしゃいました。
ディスカッションで得た知見は、以下でした。

  • 「内訳の比率に、時系列で傾向変化があるか」を知りたいときにエリアマップが生きる

やはり、「知りたいこと」あってのグラフですね。

インタラクティブ

Q3の「時系列推移を見る」の話をしてたときに、凡例を選択して見ることを「インタラクティブ」という表現を使ったら指摘を受けました。

  • インタラクティブは、より深く知るためにドリルダウンやフィルタなどで見たいものに迫ること(若干不正確かも)
  • Q3の場合は、見たいものを見るためにわざわざひと手間かけないといけない状態で、本来は、最初から見れるようにしておくべき

確かに・・。

軸の桁数

自分は、軸の桁数が多いとスペースを消費するのが嫌なので、書式変更でKとかMにしがちなんですが、これについて聞いたところ、

  • KとかMに慣れてない人に説明が面倒なので、素で出している。素なら読み違えない
  • 本質的には、見る側の人が見慣れているものに合わせるべきもの
  • 書式設定のカスタムで、Mを百万に変更できる

2番目は言われると当たり前ですが、目から鱗でした。最後のは知らないテクだったので、収穫でした。

クロス集計の縦軸横軸

地域を並べるときに、縦軸と横軸とどちらが自然と思うかというのを聞いてみました。
自分としては、「地方を地図的に並べるとき、縦(南北)で並べるのと、横(東西)に並べるのと、どちらが人間にしっくるくると思うか」という興味で聞いたのですが、まったく違う観点の知見が得られました。

  • 見たい主体を行(縦軸)、主体に対して知りたいことを列(横軸)

言われてみるとその通りだな、と。クラスの成績表とか作るなら、普通は生徒1人を1行にして、列に科目を入れると思います。
振り返ると、Vizを作るときに、グラフの見易さ(収まりの良さ)で縦軸横軸を変えたりしていました。見た目の作成に引きずられて、「何を見ようとしているか」を見失っていたかもしれません。今後は注意したいと思います。

ちなみに、派生する話として、散布図の場合は、以下でした。

  • 要因側を列(横軸)、結果側を行(縦軸)

これも、y=f(x)でグラフを書くとき、説明変数をx軸=横軸、目的変数をy軸=縦軸なので、納得でした。

終わりに

この日はOrd6の話の後に、社内コミュニティの話などもして、すごく勉強になりました。
また、自分には同時期挑戦の兄弟弟子がいないので、他の部屋のアプレンティスの方と交流できたのは、素直にうれしかったです。(勝手にバーチャル同期と思ってますw)

あらためて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

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