Bear から Notion への引っ越しを考える
ここ数年 Bear を課金して使い続けていたが、
テーブル表現がいつまで経っても EarlyPreview の Panda からリリースされずモヤモヤ…
色々と埋め込める Notion に乗り換えたいが、Bear の中身をどう引っ越すか…を考える。
Bear から引っ越したい情報
- メモ一式
- メモの中身
- Markdown互換モード で書いているため、大体は Markdown で書けている
- Bear 独特のやつ
- 画像埋め込み
- ファイル埋め込み
- 別メモリンク
- メモのメタデータ
- 作成日
- 更新日
- メモの中身
- タグリストの階層
- Bear ではメモ内に
#tag1/tag2
と記載すると、階層表現してフィルタリングできる
- Bear ではメモ内に
Bear のバックアップ機能
Backup and Restore Your Notes in Bear | FAQ & Support | Bear App
出力されるバックアップは Bear 用のデータの模様。(バイナリ)
.bearbk
→ .zip
にすると回答出来て、 .textbundle
が手に入るらしい。
.textbundle
?🤔
Bear のエクスポート機能
Export Notes in Different Formats | FAQ & Support | Bear App
標準のエクスポート機能は以下。
-
.txt
- Plain Text -
.md
- Markdown -
.textbundle
- Text Bundle V2 (Markdown) -
.bearnote
- Bear Note -
.rtf
- Rich Text Format
Bear Pro 課金の場合は以下もエクスポート可能。
-
.html
- HTML -
.docx
- Microsoft Word Open XML Format -
.pdf
- Portable Document Format -
.jpg
- JPEG, a photo format ideal for sharing on social media and elsewhere -
.taskpaper
- TaskPaper File Format -
.ePub
- Open Ebook Publication Structure
Notion のインポート機能
データのインポート – Notion (ノーション)ヘルプセンター
- ファイル形式
- プレーンテキスト(.txt)
- マークダウン(.md または .markdown)
- Microsoft Word(.docx)
- CSV(.csv)
- HTML (.html)
- サービス
- Confluence
- Asana
- Evernote
- Trello
- Google Docs
- Dropbox Paper
- Quip
- Workflowy
Bear のエクスポートとマッチするのは以下。
-
.txt
- Plain Text -
.md
- Markdown -
.html
- HTML -
.docx
- Microsoft Word Open XML Format
エクスポートに使うサンプル
# エクスポートテストメモ 2022/08/15
## header2
### header3
---
**BBB**
*III*
~UUU~
~~SSS~~
[Google Link](https://google.co.jp)
[[エクスポートテストメモ 2022\/08\/15]]
* List
* List
1. Order
2. Order
> Quotation
> Quotation
- [ ] ToDo
- [ ] ToDo
`Code`
```
Code
Code
```
::Mark::
[image:A3A63F12-99B0-4A2B-9861-BE20DE4C7FEC-750-0000B0AF3BD4058D/smartphone_map_app_man.png]
[file:4280D44F-2E08-4E3F-92D0-57331B375B1F-750-0000B115A87F5873/エクスポートテストメモ 20220815.md]
#tag1 #tag1/tag2 #tag2
Bear エクスポートお試し
最初タグが出力されなくてビックリしたけど、設定で外してたのが原因。
.txt
単純に txt で出力するだけ、メタデータもなし。
(ファイルのメタデータの作成日・更新日はメモと一致)
.md
単純に md で出力するだけ、メタデータもなし。
画像を base64 で埋め込めはする。
(ファイルのメタデータの作成日・更新日はメモと一致)
.html
Bear のテーマに合わせて出力する。
HTML ページ上には表示されないけれど、メタデータとして作成日・更新日(・タグ)が付与されている。
画像は base64 で埋め込めるけど、ファイルはローカルパス、メモリンクは X-callback-url で出力される。
.docx
特に Bear のテーマを合わせてはくれず、文字の装飾だけを適用して出力される。
コードやコードブロックは無視され通常の文字列に。
ファイルのメタデータの作成日・更新日はメモと一致。
画像は埋め込まれる。メモリンクは X-callback-url
、ファイルは OBJ
と書かれて終わり。
この時点で一番情報量が多いのは .html
かなという印象。
Bear HTML を Notion にインポート
base64 埋め込みした .html
を Notion にインポートしてみたが…
画像は失われた🥲
HTML インポートで失われるデータ
- メモの中身
- マーク表現:背景色無しになる
- Bear 独特のやつ
- 画像埋め込み:存在が消える
- ファイル埋め込み:リンクは張られているがクリックしても何も遷移しない
- 別メモリンク:リンクは張られているがクリックしても何も遷移しない
- メモのメタデータ
- 作成日:インポートした日で設定される
- 更新日
- タグリストの階層:単なる文字列として埋め込まれたまま
これはダメだー