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テスト観点

ほこりぽんほこりぽん

観点とは

ソフトウェアの「どの部分」を「どのような」視点でテストすれば、品質を確保できるかという「着眼点」

大きなシステムのどこを見てテストするかを観点と呼ぶ

観点には種類と深さがあるのがややこしい

例えば機能観点は抽象的な観点。
これはアプリの機能について見ている。
つまり、機能の品質を担保するための観点のことを機能観点という

ただこれはアプリの機能という「点」しか見ていない。

他にもアクセシビリティ観点とかある

これが観点の種類。

観点には深さもあって機能観点であれば、

・未ログインの状態であれば、ログインができること
・ログイン済みであれば登録できること
・ゲストログインでも閲覧できること

など、アプリが提供する認証機能や登録機能という、抽象的な機能より具体な機能という「点」で見ている。

ただ、これは登録機能をユーザーが使用した結果としてどうなるか?を見ているだけなので観点。

この結果を見るために必要な前提条件や操作を洗い出してマトリクスに起こしたのがテスト項目。

上記みると期待値=結果になっていると思う。観点とテスト項目がごっちゃになる理由はこれかも。

整理すると
観点はシステムのどの部分見て品質を確保できるか?という視点の話
システムは大きく見る場所がたくさんある。
見る場所がたくさんあるということは観点もたくさんあるということ。
ログイン済みであれば登録できること、というのはログイン済みで登録できなかったら、それはシステムとして崩壊していると言えるから、そうはなっていないことを確認することで品質が保たれている。とすることが目的の観点といえる。
とはいえこれはそうなっていたらという結果しか見ていない。
なので観点から、この結果を導き出すための条件や手順を洗い出す。これがテスト項目。テストケースと言われるもの