LACO Meetup#16 ランチタイムLT「あなたの認定資格取得のモチベーションとは?」 参加レポート
はじめに
2024年10月、Jagu'e'r デジタル・クラウド人材育成分科会主催の LACO Meetup#16 に参加しました。2日間にわたり開催された本イベントでは、「あなたの認定資格取得のモチベーションとは?」をテーマに、筆者を含め、8 名の登壇者がそれぞれの経験を共有しました。
イベントの特徴
オンラインランチタイム LT という形式で開催され、日頃 Google Cloud を利用するエンジニアが集まりました。各登壇者の LT を通じて、Google Cloud 認定資格取得に関するそれぞれの視点や経験が紹介されました。
筆者は資格取得は専らの苦手分野のため、様々な方の動機づけのアプローチを知ることができ、今後に活かせそうに思いました。
印象に残ったポイント
ここでは、特に印象に残ったトピックをまとめたいと思います。
多様な動機付け
資格取得の動機は実に様々で、業務効率化や技術力向上といった実務的な目的から、限定グッズ収集や社内でのインセンティブ制度まで、幅広い観点が共有されました。比較的多く触れられていたこととして、資格取得が他の専門領域を担うエンジニアとのコミュニケーションの円滑化に役立つという点がありました。専門性が強くなるとお互いの前提知識が異なるために業務での連携もそれらのすり合わせや共有が少なからず出てくるものですが、そういった前提知識の形成に役立つように感じました。
効果的な学習アプローチ
各発表で触れられていたアプローチをいくつかまとめると、次のようなものがありました。いずれも勉強を継続しやすいように計画的に取り組める仕組み/習慣作りが重要に思いました。
- 試験日を先に設定して逆算で学習する
- 8 時間以上の睡眠確保など、基本的な生活習慣の重要性
- リリースノートやドキュメントの定期的な確認
- 模擬試験を積極的に活用する
組織的な視点
各社ともインセンティブ制度を利用して各メンバーのモチベーションを引き出しつつも、資格取得に向けた学習を通して、個人の成長に留まらずチーム全体の技術力向上や後進の育成にも活かされている点が印象的でした。
まとめ
本イベントを通じて、Google Cloud 認定資格取得は単なるスキルの証明のみならず、
- 技術者間の共通言語としての役割
- 体系的な学習の重要性
- 組織全体への波及効果
という観点も含めて、様々な効果が得られることを感じました。
筆者自身、資格取得への様々な動機やアプローチはを知れて、挫けそうになったときには色々な方法を試すことで、継続的な学習週間につなげたいと思いました。
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