WindowsのProxy環境下でSourceTreeをインストールしようとしたら、エラーが起きた話。
企業で開発していると、Proxy環境下の壁にぶち当たることがあります。
今回は、Proxy環境下のWindowsにSourceTreeをインストールしようとしたら、Proxy接続に失敗してインストールできなかった時の解決方法を備忘録として残します。
起きた事象
とある企業のフロントエンドエンジニアとして働き始めた頃、SourceTreeの環境設定を行おうとしたら、Javascriptエラーが出力され、初期設定できませんでした。
解決策
初めに、SourceTreeを終了させます。そして、下記2つのディレクトリをフォルダから探し削除します。
C:\Users\USERNAME\AppData\Local\SourceTree
C:\Users\USERNAME\AppData\Local\Atlassian\SourceTree\
次に、ログインをスキップするためにユーザ情報を書き換えます。
まず、下記ディレクトリにファイルの中身は空でpasswd.txt を作成します。
C:\Users\USERNAME\AppData\Local\SourceTree\passwd.txt
そして、上記と同じ階層にaccounts.json を作成します。
C:\Users\USERNAME\AppData\Local\SourceTree\accounts.json
accounts.jsonの中身は以下のように編集します。記述内容はコピペでOKです。
accounts.json
[
{
"$id": "1",
"$type": "SourceTree.Api.Host.Identity.Model.IdentityAccount, SourceTree.Api.Host.Identity",
"Authenticate": true,
"HostInstance": {
"$id": "2",
"$type": "SourceTree.Host.Atlassianaccount.AtlassianAccountInstance, SourceTree.Host.AtlassianAccount",
"Host": {
"$id": "3",
"$type": "SourceTree.Host.Atlassianaccount.AtlassianAccountHost, SourceTree.Host.AtlassianAccount",
"Id": "atlassian account"
},
"BaseUrl": "https://id.atlassian.com/"
},
"Credentials": {
"$id": "4",
"$type": "SourceTree.Model.BasicAuthCredentials, SourceTree.Api.Account",
"Username": "YOUR EMAIL"
},
"IsDefault": false
}
]
ファイル修正は以上で終了です。
再度SourceTreeをインストールを開始してください。するとAtlassianアカウントのログインをスキップして、その次の処理に進みます。
まとめ
今回は、WindowsのProxy環境下でSourceTreeをインストールしようとしたらエラーが起きた時の処理についてお話ししました。
日々、学ぶことは沢山あるな〜と感じています。もっと成長できるように頑張っていきます!
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