会社の環境をMacからWindows移行して感じたこと
今までの環境の経緯
私は30歳を超えてからIT業界へジョブチェンジを果たしました。
そこで、5年ほどWindowsの環境で開発をしていました。
ちなみにその時にはDockerはありません。WSLもありませんでした。
よって、Macで環境を作りやすいのはMacといわれておりました。
実際に環境を作ることが難しい(コマンドで実行できずひとつづつ手順書に従って環境を作っていました。)と感じていました。
それから4年ほどMacで開発を行っていました。
開発の中ではDockerなども使用しております。
なぜWindowsにしたのか?
今の職場に入ってから一時期プライベートでもMacを使っていましたが、WSLが使えるようになってからWindowsに戻ってきました。
それからプライベートでは主にLinuxを使うようになりました。
Macは環境がすごく良くて素晴らしく感じています。
今の職場はMacとWindowsを選べるのでチャレンジングなことがしたいと感じでWindowsにしてみたということが今回のMacからWindowsに移行したことの経緯です。
MacとWindowsの比較
ここからMacからWindowsにしてみて、気になったことをまとめていきます。
ツールバーが上か下か
ツールバーおよびアプリケーションのツールバーがWindowsとMacでは違います。
Windowsは下にあって画面を見下ろす形になっていて、Macはすべて画面上部に表示されています。
キーマップの違い
私としてはこれが一番影響が大きかったです。
WindowsのWinキーの配置にMacのCmdキーが来ます。MacはCmdキーでコピペするので、間違えて押してWindowsのアプリケーション一覧が表示されてげんなりします。
また、Macで便利だったのはキーマップツールが便利でした。
私はキーボードがいくつもあるので、キーボードごとにキー配置を変えたい。
Macだと上記のツールが使えて便利です。私はCapslockキーをCtrlキーにしています。
キーボードで設定がある場合は変更不要なので、キーボードごとにできて便利です。
Windowsだとこれです。ほかにもありますが、キーボードごとに設定できるものがありません。
よって、Macでやっていたことができないということになります。
開発環境
開発環境で違うのはやはり、WindowsだとWSL2を使うことです。
WSL2を使うことで、Macと同じように環境を作ることができます。
よいところと悪いところがあり、
よいところとしては、環境を作って壊してということが容易であることです。
わるいところは、所有権などの管理が面倒になってしまいがちです。
もう一つはファイルシステムの違いから、WindowsからWSLへの読み書きは遅かったりします。
Docker
MacのDockerについては、DockerDesktop が会社で利用時は料金がかかってしまうようになり、Colimaなどが必須となりました。
Colimaが不安定でということもあったり、コンテナにつなぐときに遅かったりします。
WSL2上ではDockerDesktopを使用せずにDockerを立ち上げることが可能で、気持ちコンテナにつなぐときは早く感じます。
また、上記でも挙げた所有権でうまくいかないことがあります。
まとめ
いろいろと書きましたが、特に両社で違いを感じるのはAppleシリコンを搭載したMacの持つArm系CPUの電池持ちとかではないのではないかと考えています。
MacのIntelCPUからAppleシリコンへの移行時に、電池持ちなどが改善されたのでWindowsも今後の製品ラインナップでArm系のPCが増えそうなのでそちらに期待していきたいです。
とりあえず1年ほど使用してみて追加で感じたことがあれば記事にしていきたいと思います。
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