なぜエンジニアには会社の名刺とは別に、自分専用の名刺が必要なのか (実際の作り方まで解説あり)
「名刺?そんなアナログなもんいらんやろ。」 って思ってる人も多いのではないでしょうか。かくいう私も同じ思想を持っていました。物理的に存在するものを持ちたくないというのはエンジニアの性でもあると思います。
しかし待っていただきたい!私はクラウド系Sierに転職後、必要な場面に多々出くわしたのです。それは、いまあなたが想像した畏まった場での堅苦しい名刺交換ではないです。ではどんな場面で必要になったのか、そしてなぜ会社の名刺ではなく自分専用の名刺を作ったのか。完成までの過程を含めてお伝えしていきます✨
必要になった場面
イベントです。 エンジニア界隈はイベントにあふれています。 サービスのイベント、技術のイベント、ヒューマンスキル的なイベントと様々です。特に最近はコロナも落ち着いてきたのでオフラインが増えつつあります。私はクラウド界隈にきて初めて体感しましたが、やはり外部との交流というのは普段では得られない経験値を得ることができます。そしてそこには大抵セットで交流イベント(ネットワーキング) があるのです。もちろん名刺を差し出されれば、礼儀として返すために必要というのはあります。ただここで伝えたいのは、自分から渡しにいくことで話すきっかけを作ることができるということです。
名刺を渡すということは、相手に物理的なものを持ち帰させられるというメリットもあります。物理的に存在していれば、捨てられない限り相手の人に見られる可能性を常に残すことができるのです。
特にフリーの方は会社に所属していない以上、一人で参加することも多いとおもうのでより必要性があがるでしょう。
なぜ会社の名刺でなく自分専用を作るべきなのか
記載されてる情報では足りないからです。 会社の名刺だとメールアドレスが書かれてますが、実際やりとりするケースは少ないですよね。せっかくお渡しするのですから、その後もつながりやすくなる可能性を上げましょう。繋がり度を上げるのが目的なので一番良いのはTwitterかなと思いますが、その他のSNSや自分のプロフになるようなWebサイトでも良いかもしれません。また、QRコードなんかもいれておくとより良いかと思います。Twitterやってないよーって人はいますぐ始めましょう。
あとは自分の情報をいろいろ追加するのもおすすめです。肩書きや資格情報あたりです。肩書きは決まりなんてないので、今どきのそれっぽいやつにしときましょう。フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、フルスタックエンジニア、インフラエンジニア、クラウドエンジニアなどが良いかと思います。私まだテスターなんだけど...って人とかもテスターとかにせず、それっぽい肩書きにしちゃいましょう。
実際に作ってみた
私はラクスルで作りました。テンプレートだとオシャレにするのは難しいので、自分でデザインするのがおすすめです。 オシャレな名刺だと印象に残りやすし、服と同じでその人から印象をつかむ一因にもなります。エンジニアならデザインにもこだわりましょう。デザインとかわからんて人は、名刺の画像をググってそれをマネすればOKです。私は好きなゲームのパッケージからパクりました。フォントとかも再現させると、一気に印象が変わります。
ではまずは簡易的に作成の流れを記載します。
①ラクスルからパワポのフォーマットをダウンロードする
②枠線を表示させてパワポを作成する(両面)
③PDFで出力する
④ラクスルにPDFと希望の紙質を送る
以降の項目でそれぞれの詳細を解説していきます。
①ラクスルからパワポのフォーマットをダウンロードする
ダウンロードページが少しわかりにくいですが、ここにあります。
ここから 「P」 をダウンロードしましょう。もちろん他のツールを使いたい人はそれでOKです。パワポにしたのは一番身近なツールだからというだけなので。
②枠線を表示させてパワポを作成する(両面)
表示→ガイドで表示させます。 これけっこう大事です。表示させとかないとレイアウトがずれちゃいますので。
③PDFで出力する
ファイル→名前をつけて保存→ファイルの種類からPDFを選択
④ラクスルにPDFと希望の紙質を送る
注文までの流れですが、ここもちょっとわかりにくいかもです。
①名刺作成ページ へ移動
②「白紙から作成」→オンライン作成ページは空白のまま「確認して注文に進む」→「名刺購入に進む」
③用紙の種類を選んで両面カラーにして、カートに入れます。用紙の種類もこだわってちょっといいやつにしたが方がいいです。紙の質をあげたり、光沢を出すことで高級感を出すことができます。紙の質の詳細はこちらから確認してみてください。光沢は色付きの背景(特に黒)だと、指紋などの汚れが付きやすいので注意です。
あとは枚数を選んでカートに入れます。値段もかなりお手頃で、通常光沢紙だと100枚で1,000円もしませんでした。良い紙にかえても2,000円くらいです。いい感じのサイトやデザインを依頼すると5,000円~10,000円とか普通にいっちゃうのでラスクルはかなり良心的なお値段です。
④カート画面にてデータを入稿し、購入します。
到着まで
郵送は1週間かからないくらいで届きました。思ったより早かった印象です。イメージとのズレは一切なくPDFが100%再現されていました。単純に作るだけでもけっこう楽しかったりするので、モノづくり好きな方はぜひ。手にとったときに新鮮な喜びを感じることができます😇
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