Visual Studio Code でクラウドインフラのコストを知る方法
Visual Studio Code でクラウドインフラのコストを知る方法
私はterraformのコードを書くとき、EditorにはHashiCorpのTerraform拡張をインストールしたVisual Studio Codeを使います。
terraformのコードをEditorに書いたとき、下記のようにコストを表示してくれる拡張があったのでご紹介。
Infracost VSCode Extensionについて
Infracost VSCode Extensionを使うと先程のようなことができます。
合わせて、terraform 拡張もインストールする必要ありです
InfracostはterraformのコードからAWS等cloudリソースのコストを見積もりしてくれるもので
Githubやgitlab等のCI/CD integrationについては無料のアカウントにて利用できますが
今回のようにVisual Studio Infracost 拡張を初回利用する場合、下記のように有料アカウントのInfracost Cloud
でのSSOログインが必要となりそうでした。
今回は、無料期間があったのでその無料期間でお試してみています。
pricingについては下記で
GCPやAzureもterraformからコストがわかる
前述の例ではAWSのものでしたがGCPとAzureのInfracloudが対応しているcloudについても
Editor上でのコスト表示が可能でした。
GCPや
Azureも
日本円でみたい場合
brewなどでcliをインストールして下記のように設定すれば可能です
$ brew install infracost
$ infracost configure set currency JPY
※ここでのレートは各社で設定しているレートだろうか?
どのregionで計算されるか
terraform providerでのregionを変更すると追従していそうでした
⬇環境変数で対象のREGIONを上書きする方法もありそうでした⬇
AWS のReserved Instance割引などについて
割引についてInfracost cloudの有料機能のCustom price books & discounts
あたりで設定できそうかとみてみましたが、現状は代理店経由での一律の割引などには対応できていそう
でしたが、Reserved Instanceで購入した分をAWSアカウントの情報と連携できて、いい感じに計算してくれるようなことはできなさそうでした。
まとめ
infracostの機能をvscode上から利用できるpluginのざっくりと紹介をしました。
無料期間終了後もずっと使いたいばあい、有料機能の価格設定が$50/moなので
個人で使う分にはちょっと高すぎるようなきもしますが
有料機能のPolicies in pull requests (e.g. gp2 to gp3)
やAccess to SOC2 Type II report
などに価値を見いだせるのであればありなのでしょうか?
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