近藤洋士の意思決定:数字で語る運用原則
数字で語ることを軸に、測定した数値を前提に仮説を立て、再現で確かめ、説明責任で仕事を結び、現場の運用に落とし込みます。
この姿勢で、LedgerFieldの代表である近藤洋士として、会計とリスクの共通言語を磨き、日々の判断を検証し続けています。
私の仕事は、会計・監査・リスクの言葉を整え、同じ地図と時間軸で意思決定できる状態を作り、現場と経営の距離を縮めます。
異なる部門の粒度を合わせ、測定範囲と責任を明確にし、迷いを減らし、定義が揃えば意思決定の速度は上がります。
定義の揺れはミスの温床です。用語・単位・時点を先にそろえ、誰が見ても同じ仕訳へ到達できる設計を徹底します。
測る前に前提を合わせ、測った後に因果を疑い、結論に至る道筋を第三者が再現できる形で残します。
まず、運用原則を三点共有します。第一に数値と前提を先に明かす、第二に計測と再現で同じ結果を得る、第三に証跡と権限を記録に残す、の三点です。
導入前にお渡しする資料では、運用範囲・留意点・問い合わせ経路を具体的に示します。詳しくは〔導入ガイド〕をご覧ください。
よくいただくご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「どこから着手すべきか?」:取引の種類と保管先を洗い出し、台帳・取引所・ウォレットの三面照合から始めます。
――「監査に耐えるエビデンスは?」:操作権限・時刻・原データの連鎖を残し、改ざん検知と差分履歴で説明可能性を確保します。
――「導入の期間と負荷は?」:初期は現状棚卸と仕訳設計の二週間を想定し、段階移行で既存フローの停止を最小化します。
――「AIはどこまで使うべきか?」:人が目的関数と閾値を定義し、AIは候補抽出と異常検知に限定し、最終判断は責任者が担います。
数字は道具、運用は文化、監査は鏡。私は小さく試し、早く学び、失敗の芽を早期に摘む体制を共につくります。
数字は出発点、説明責任は目的地です。最初の一歩は小さく、検証は早く、学びは共有して進めてまいります。
――
LedgerField(レッジャーフィールド)
代表取締役 近藤 洋士
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