スクラムについてまとめ
この記事について
なんとなく参加するのではなく、自分でスクラムを組むことになったので、「スクラム実践入門」を読み、自分へのメモとしてやるべきことを書き出すものです。
参考書籍
スクラムチームのロールについて
以下、3つのロールが存在する。大前提として、役割が異なるだけで全員が対等。
プロダクトオーナー
スクラムチームが作るプロダクトの最終責任者。プロダクトの価値最大化に責任を持ち、開発チームが何を作るかと、その優先順位を決定する。
ステークホルダーとの交渉も行う。確実に決定する責任を負うため、スクラムチームに1人と決まっている。開発チームと独立させる
開発チーム
プロダクトを作り出す専門家の集まり。プロダクトを開発させて完成させる責任を負う。
機能横断的なチームであることが求められる。
また、プロダクトオーナーが「リリース可能」の判断を下せるプロダクトを作る必要がある。
スクラムマスター
スクラムチームや組織がスクラムを行う手助けを行うサーバントリーダー。スクラムの理解と成立に責任を持つ。
スクラムが円滑に進む様に調整する役割を担う。
スクラムイベントについて
スクラムの円滑な進行のため、5つのイベントが定義されている。
透明性を確保することが目的。透明性とは、「プロダクトの状態やスクラムチームの現状等の重要な情報を、誰でも入手できるようにする」こと。
これらは「検査と適応」を実施しやすくするために行われる。
例えばスプリントレビューはWhat(プロダクトそのもの)の達成に対する検査と適応を、レトロスペクティブはHow(開発をどの様に)に対する検査と適応を行う。
スプリント
スクラムにおける開発期間の1単位。1週間〜1ヶ月で決める。
スプリントプランニング
スプリント開始時に「スプリント期間内で何ができるか」「どうやって達成させるか」の2点を明らかにするミーティング。
デイリースクラム
1日15分間で、進捗や予定・問題の共有を行うmtg。
スプリントゴールが達成できそうかどうか、難しい場合は何が問題かを明らかにする。
やったこと、やること、困っていること等を共有。
スプリントレビュー
スプリント期間中に作成した成果物の確認を行い、FBを得るためのmtg。
一般的にスプリントの最終日で実施する。
該当のスプリント中に「完成したこと」、「完成できなかったこと」を共有する。
認識にズレがない様、「完成の定義」を基に報告を行う。
また、FBを基に今後のスプリントで作るべきものが何かについても議論を行う。
スプリントレトロスペクティブ
仕事の進め方を改善するための振り返り。
KPTやGoodBad等で良かったこと、悪かったことを振り返る。
雑感
今までなんとなく参加している中で、レトロについてはその意義を肌で感じていたけど、スプリントレビューについてちゃんと理解できてなかったなという所感。
そもそもスプリントゴールが緩めだと、そこに意識が向きづらいからだなと思うものの、当然決めはあるわけで。
幸い時間に余裕がある状態でタスクをもらってると、「いつヘルプをもらうか」で悩むことも多かったのだけど、「スプリントゴールに対して未達の懸念が出かねない時」という認識で動けばいいのだなと改めて再認識した。
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