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[HoloLens]UE4.26 サンプル

2021/01/30に公開

UE4.26 対応 HoloLens サンプル集

HoloLens 2 の各機能を利用するための実装サンプルを更新し UE4.26 に対応しました(UE4.25 の Blueprint 実装もコメントを書いて残しています)。

https://github.com/HiromuKato/UE4HoloSample

内容としては以下ドキュメントに記載された内容に沿って実際に実装したものを、Editor・ストリーミング及び実機にて動作確認したものになります。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/unreal/unreal-development-overview?tabs=ue426%2Cmrtk%2Casa

各機能ごとにレベルに分けて実装しているため、それぞれの実装方法について確認しやすくなっていると思います。現在は以下 10 個のレベルがあります。

Level

実装内容については Level Blueprint および、各機能に関連した Actor を配置しているのでその Blueprint を開くことで確認出来ます(以下はEyeTrackingサンプルの例)。

EyeTracking

UE4.26 対応に関する注意点

UE4.25 -> UE4.26 では 非推奨になった関数 がいくつかあるため注意が必要になります。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/unreal/unreal-porting

また一番重要な点としては、ドキュメントの最後にある以下の点になります。

重要な変更点は、Windows Mixed Reality プラグインを起動する場合に、 Edit > Project Settings > Project > Description > Settings の [Start in VR](VR で開始) が必須であることです。 このパラメーターを指定しない場合、デバイスにホログラムは表示されません。

StartInVR

設定していなくても Editor や ストリーミングで問題なく動くため見落としてしまう可能性がありますが、設定していないといざ実機で確認すると何も表示されません。

不明点

ハンドトラッキングの UE4.26 サンプルのみ実機で動作確認出来ていない(アプリ起動後読み込み中の表示のまま変わらない、Editor・ストリーミングでは問題なく動く)ため、何かご存じの方がいたら教えていただけると幸いです。非推奨の関数を利用した UE4.25 の実装で動作することは確認済みです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/unreal/unreal-hand-tracking?tabs=426

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