Open5
Windowsの任意の設定に対応するレジストリの値を探る
手元の開発マシンをIaCで管理したいと思いませんか?
Dotfilesやdefaultsなど様々な取り組みがありますが、Windowsの場合はレジストリが鍵になりそうです。
個人開発用のマシンをWindowsに新調したので、任意の設定に対するレジストリの値を調べます。
個人マシンをWindowsにするのは8年ぶり(開発者になって以来では初めて)なので、初心者が書いたと思って読んでください。
Macの場合はdefaults read
コマンドでマシンの設定をダンプできます。
Windowsの場合はProcessMonitorを導入することで、同様のことができるようです。
wingetでインストールできます。
winget install "Sysinternals Suite"
インストールしたら、スタートメニューからProcess Monitor
を起動します。
キャプチャとオートスクロールをONにします。めっちゃイベント流れてきてるので...
フィルターでSystemSettings.exe
で絞り込みます。
(Windows初心者なのでこの実行ファイル名の特定に数分かかりました笑)
日本語IMEのショートカットに対応するレジストリの値
Ctrl + Space = None
Ctrl + Space = IME-on/off
Shift + Space = None
Shift + Space = Alt Width Space
Shift + Space = IME-on/off
さらに観察を続け、以下の解釈が成り立つことが分かった。
-
Computer\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME
のKeyAssignmentCtrlSpace
とKeyAssignmentShiftSpace
がショートカットにかかわる設定を持つ。 - 値はそれぞれ、4=None, 3=Alt Width Space, 2=IME-on/off
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Computer\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\InputMethod\JPN\roaming\mon\Setting
は、値ではなく設定の変更回数を追っている(ユーザーの利用状況をモニタしていると考えられる)