応用情報勉強記(合格体験記)令和4年度春季
去る2022年4月17日、令和4年度春期の応用情報技術者試験を受験したので、備忘録も兼ねて
- どのような勉強をしたか
- その結果感触はどうだったか(合否は6月下旬なのでまだ4月末現在では分からない)
- 反省・もし次何らかの試験を受けるとすれば
ということを書き残しておこうと思います。
2022/06/30追記:
先日令和4年度春期の応用情報技術者試験の合格発表があり、無事合格していました!
得点としては、午前75点、午後77点でした!特に午後試験は自信無かったのですが、結果午前より得点率が高かったので驚いています。無事これは勉強記というだけでなく、合格記として記事を出すことができます。
応用情報技術者試験とは
詳しくは公式HPをご覧ください。
ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。
どのような勉強をしたか
前年12月ごろ(試験5ヶ月前)
社内で各種情報処理技術者試験(基本情報、応用情報など)をみんなで受けよう!という話を聞いたので、前々からいつか受けたいなと思っていた私も受験をすることに決めました。
社内で定時後にもくもく会をすることになったので、それ用にとりあえずテキストを買うことにしました。買ったテキストは「合格教本」的なシリーズです。
各項目の詳細な説明に加えて問題演習、過去問対策のためのスマホやPCから使えるアプリもついていました!
12月ごろから、週一の社内もくもく会でこの本を最初からちまちま読んでいました。
1月ごろ(試験3ヶ月前)
試験に申し込む。受験料を払う。試験の申し込み締め切りはきちんと把握しておきましょう!
申し込みは0次試験。
テキストを読み進めるものの、なかなか読み終わらず、仕事の繁忙期も重なり気づくと試験が近づいていました・・・
3月ごろ(試験1ヶ月前)
試験1ヶ月前になるが、一向にテキストが読み終わらない。
いいかげん過去問を解かないと危ないと思いはじめ、行き帰りの電車で過去問の一問一答を解き始めました。
使用したアプリは買ったテキスト「合格教本」に付いてきたアプリです。合計の得点率分野ごとの得点率を出してくれるので自分の理解度を大まかに把握できました。また、解いた問題に似た分野の問題を出してくれる機能もあるので、間違った問題の復習をその場でできるのもよかったです。
過去問を解く→間違った問題や、全然知らない!となった知識は、テキストを読み返し、要点をノートにまとめるというのを繰り返していました。
とは言えこの時点では解答率は気にせず、とりあえず問題を解きまくってわからない問題にたくさん出会う!というのを意識していました。
4月(試験2週間前)
ここでようやくテキストを読み終わりました。最後の方のマネジメントやストラテジの章は量も多いのでなかなか辛かったです。
過去問の方は、だんだん問題も解けるようになってきて、大体六割は越えるようになってきたかな?という感じでした。
試験1週間前
ここで気づきました。午後問題の対策を全くやっていない!
午前問題の対策は最低限にして、午後問題を集中的に解くことにしました。
まずいくつかの問題を解いてみて、過去問をやる分野を絞り、その分野の過去問を何年分か解きました。
必須のセキュリティを5年分、
他に
- 経営戦略
- プログラミング
- ネットワーク
- データベース
- 組み込みシステム開発
をそれぞれ三年分ずつ解きました。大体一問30分ぐらいかかりました。
午後問題の過去問演習は、応用情報技術者過去問道場
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
を使って行いました。web上で詳しい解説まで見ることができ大変便利でした。
解いた結果、ネットワークはあまりに自分の経験値が少なく、きつそうだと思ったので本番は解かないようにしようと思いました。最後の復習も、それ以外の分野について行いました。
午前問題も一度通しで80問解くことだけはやりました。ここで合格ラインの六割は超えていたので少し安心できました。
最後の最後は、これまでまとめてきたノートを見ながら自分の理解を確認していました。
試験前日
受験票や当日必要なものの準備をしました。証明写真はすでに持っていたので準備いらずでした。
コンビニで鉛筆を買いました。鉛筆削りはすでに持っていました。
当日は朝早いので、目覚ましをいくつもかけました。
試験当日
当日なんとか起き、忘れていた消しゴムと朝ごはん昼ごはんを買い、会場に向かいました。
といっても、運よく我が家から徒歩15分のところが会場だったので、そこまで苦労ではありませんでした。
当日家を出ようとしたところ鍵が見つからず、出発がギリギリになってしまいました。前日の夜に必要なものは全て机の上に揃えておくべきですね。
午前試験を受け、休憩し、午後試験を受け、試験が終了しました。打ち上げで美味しいものを食べました(パエリア)。
試験を受けての感触
この記事を書いている時点では合否は出ていません。
予備校の解答速報で、午前問題の自己採点は行い、80問中60問正解で午前の合格ラインは越していそうでした。
午後試験の自信は正直微妙で、あまりきちんと自己採点はしていません。
自信は五分五分、といったところでしょうか。
反省
-
過去問を先に解け
テキストは流し読みしたところで頭に入らないので、過去問を先に解いたほうが効率が良さそうです。同じような問題が何度も出ることが多いそうなので、一通り解いて、分からなかったところを復習しながら少しずつ全体の理解を深める方法のほうがよかったなと思います。実際にどこが問われるのかを把握した上でテキストを読めるので、ポイントを押さえた上で効率よく勉強できると思います。 -
過去問道場はいいぞ
最後の一週間で午後問題の対策で過去問道場にお世話になったのですが、web上で解説も見られるのですごいいいなと思っていました。
合格教本のアプリは解説はwebで見ることができないので、通勤途中で解説を見づらく困っていました。
午前問題の対策も含めて最初から過去問道場でやればよかったのでは?という所感です。
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php -
午後問題の解く問題を絞るな
これは会社の他の受験者と話していて気づいたことなのですが、午後問題の中には常識というか、問題文の読解である程度解ける問題も多くあります。
その同僚は本番解く問題を決めずに、一通り問題を見て解く問題を決めたそうです。その時の決め手は、キーワードを問われる問題に答えられるかどうか、だったそうで、確かになと思いました。
過去問題を解いているときは例えば経営戦略の問題はそこまで苦労しなかったのですが、本番ではキーワードを問われる問題で分からなくて落としてしまいました。
今後今後選択問題を解くときはこれを基準にして解く問題を選び、あとは読解勝負、というのがよさそうです。
まとめ
もしこの記事を読んでくださった方々が応用情報を受ける際の役に立てば幸いです。基本情報とかもある程度通ずるところがあるかもしれません(私は基本情報は受けたことがないのでよく分からないのですが)。
もう一度応用情報を受けなくて済むように願いつつこの記事を終わりとしたいと思います。
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