AWS Elastic Beanstalkは構成管理ツール(Ansible、Puppet、Chef)より管理が楽なのか?

そもそも、
Elastic Beanstalk はインフラも含めて アプリ をデプロイするサービス
OpsWorks はインフラの サーバ構成 を管理・デプロイするサービス
なので、そもそも管理対象も目的も違った

Elastic Beanstalk とは
アプリケーション開発者がインフラ意識せずにアプリをデプロイするためのサービス
(Black Beltが2017年の資料しかなく、古い)
リリース日: 2011年1月19日

構成管理ツール:Ansible、Puppet、Chefの比較より引用
比較項目 | Ansible | Puppet | Chef |
---|---|---|---|
開発組織 | RedHat | Puppet Labs | Chef Software |
使用言語 | Python | Ruby | Ruby |
アーキテクチャ | エージェントレス | エージェント | エージェント |
構成管理方法 | Push型通信 | Pull型通信 | Pull型通信 |
制御ファイル | playbook | manifest | Recipe |
コード記述言語 | YAML | 独自言語 | Ruby |
使用プロトコル | SSH/NETCONF | HTTP/HTTPS | HTTP/HTTPS |
サーバ側待ち受けポート | - | TCP 8140 | TCP 10002 |
Metrics | Chef | Puppet | Ansible | Saltstack |
---|---|---|---|---|
可用性 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
導入 | Not very easy | Not very easy | Easy | Not very easy |
管理 | Not very easy | Not very easy | Easy | Easy |
拡張性 | Highly Scalable | Highly Scalable | Highly Scalable | Highly Scalable |
言語 | DSL(Ruby) | DSL(PuppetDSL) | YAML(Python) | YAML(Python) |
相互運用性 | High | High | High | High |
価格 (upto 100 nodes) | $13700 | $11200-$19900 | $10,000 | $15,000(approx.) |
何れにせよ、管理サーバーが必要そう

Chefを使用してアプリケーションを構成および運⽤するためのAWSマネージドの構成管理サービスもある
AWS OpsWorks
(これもBlack Beltが2017年の資料しかなく、古い)
2013年2月19日発表
ただし、2024 年 5 月 26 日にサポート終了している
AWS Systems Manager の State Manager が後継な模様
この AWS OpsWorks Stacks サービスは 2024 年 5 月 26 日にサポート終了となり、新規および既存のお客様の両方で無効になっています。できるだけ早くワークロードを他のソリューションに移行することを強くお勧めします。
既存のスタックは AWS OpsWorks Stacks 以下の機能を活用できる AWS Systems Manager にワークロードを移行することをお勧めします。

ChatGPT曰く以下らしい
AWS OpsWorksは、より高度な制御とカスタマイズが必要な場合に適しており、AWS Elastic Beanstalkは、迅速で簡単なアプリケーションデプロイメントが必要な場合に適しています。それぞれの特徴とユースケースに応じて、最適なサービスを選択することが重要です。
特徴 | AWS OpsWorks | AWS Elastic Beanstalk |
---|---|---|
設定管理 | ChefやPuppetを使用して詳細な設定管理が可能 | インフラストラクチャの管理を抽象化 |
制御レベル | 高い(サーバー設定、OS、アプリケーションスタック) | 低い(基本的なカスタマイズのみ) |
主な用途 | 複雑なアプリケーションとインフラの管理 | 簡単で迅速なアプリケーションデプロイ |
サポートするプラットフォーム | カスタマイズ可能 | Java、.NET、Node.js、Python、Ruby、Go、Dockerなど |
自動化 | 設定管理スクリプトを使用して自動化 | デプロイメント、スケーリング、モニタリングを自動化 |

AWS Amplify
これも似たようなサービスだが、フロントエンドやモバイルに特化していて、インフラがサーバレスな点が違い

AWS Elastic Beanstalk は近年ではアップデートも少なく、AWS自体を扱うのが難しかった当初と比べて利用者は減りつつあり、同じユースケースであればコンテナオーケストレーションサービスが主流になりつつある。