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AuroraのAurora StandardとAurora I/O 最適化でのAWS利用料の損益分岐点

クラスターストレージ料金
コンポーネント | Aurora Standard | Aurora I/O 最適化 |
---|---|---|
ストレージ料金 | USD 0.12/毎月の GB あたり | USD 0.27/毎月の GB あたり |
I/O 料金 | USD 0.24/100万リクエスト | 利用料に含まれる |

プロビジョンドオンデマンドインスタンス料金
メモリ最適化インスタンス - 現行世代 | Aurora Standard (時間あたりの料金) | Aurora I/O 最適化 (時間あたりの料金) |
---|---|---|
db.r6g.large | USD 0.313 | USD 0.407 |
db.r6g.xlarge | USD 0.627 | USD 0.815 |
db.r6g.2xlarge | USD 1.253 | USD 1.629 |

項目 | Aurora Standard | Aurora I/O-Optimized |
---|---|---|
インスタンス時間単価 | $0.627 | $0.815 |
月間稼働時間 | 730時間※1 | 730時間※1 |
インスタンス月額料金 | $457.71 | $594.95 |
ストレージ月額料金 (5GiB※2) | $0.60 | $1.35 |
I/O料金 (100万リクエスト毎) | $0.24 | 無料 |
月額基本料金合計 | $458.31 | $596.30 |
※1 月毎に稼働時間は変動するため、月額料金の試算にAWSが採用している730時間を用いている
※2 ストレージ使用量を 5GiB に固定した前提
- 月額の料金差
- $596.30 - $458.31 = $137.99
- この差額をStandardのI/O料金で相殺するために必要なリクエスト数=損益分岐点
- 損益分岐点 (リクエスト数) = 月額料金差 / StandardのI/O単価 = $137.99 / $0.24 ≒ 575(百万リクエスト)
つまり、 ストレージ使用量が 5GiB かつ、約5憶7,500万リクエスト / 月を超える場合は、 Aurora I/O 最適化 を設定すると、利用料が削減できる