エンジニアのプル型とプッシュ型の情報収集のオススメ
はじめに
sweeep CTOの平下です。今回は私のプル型(検索型)とプッシュ型(通知型)の情報収集のオススメを紹介します。
- プル型(検索型)は自分の興味関心領域や必要な情報を収集する方法。自分の中へ蓄積する情報(ストック情報)
- プッシュ型(通知型)は興味関心外の情報以外も広く収集する方法。流す情報(フロー情報)
プル型(検索型)の情報収集
Google検索
まずプル型の情報収集の代表といえばGoogle先生。Google検索では設定で言語を英語にして海外のサイトの最新情報を検索したり、検索対象の期間を直近のものへ設定して絞ったりします。
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言語を変える -> 右上の歯車アイコンからLanguageを変更
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期間を絞る -> Tools選択しAny timeから期間を変えて絞る
本屋での書籍の選択方法
Google先生はすぐに使いたい情報を検索することが多いと思いますが、より深く知りたいときには書籍を購入します。
書籍はネットで買うこともありますが、本屋で自分の手にとって買うことが多いです。技術書を買うことが多いので街の本屋さんよりも技術書の揃っている大きめの書店へ行きます。
まずは興味のある分野の書籍コーナーへ行って、その分野の書籍をひととおりパラパラと目を通します。基本は入門書と古典的な書籍をセットで買うことが多いです。
- 入門書の選択方法
入門書はイラストや太字の強調部分など入ってきやすさを中心で選びます。
見開きで片方に解説、片方にイラストで説明されているものばわかりやすく選ぶことが多いです。「イラスト図解式シリーズ」がわかりやすく概要を掴むのにちょうどいいのでよく買います。
- 古典的な本の選択方法
古典的なものは事前に先駆者のオススメとか検索をしておいて、それを本屋で見て自分に合うかどうかで購入を決めます。次のリンクで紹介されている書籍は全然新人でなくてもオススメです。
こちらは目次や構成などをしっかり見て、自分の欲しい情報があるかチェックします。
プッシュ型(通知型)の情報収集
RSSリーダーでテックブログの更新をSlackへ通知
まずはSlackへRSS連携して、自社の技術スタックと似ていたり、またはモダンな技術を使用しているテックカンパニーのテックブログのRSS feedを設定し、ブログが更新されると通知がくるようにします。
インストール・設定方法はこちらです。
- Browse SlackのAppsからRSSを検索してインストール
- RSSをAdd
- WebブラウザからAdd to Slackクリック
- Feed URLへ通知したいテックブログのFeed URL設定
こんな感じでブログに更新があるとSlackへ通知とサマリーがきます。サマリーを見て興味があればクリックして記事を読みます。
IFTTTを使用してtweetをSlackへ通知
また、SlackとIFTTTを連携させてキーワードを使ってキーワードとマッチするtweetをSlackへ通知します。
インストール・設定方法はこちらです。
- SlackへIFTTTをインストール
- Browse SlackのAppsからIFTTTを検索してインストール
- IFTTTクリックし、Configrationをクリック
- 左側のVisit developer websiteクリック
- IFTTTでTweetのSlack通知設定
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「Post to Slack when a tweet matches your search term」選択
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ワークフロー(どのtweetをどのSlackチャンネルへ通知するか)をそれぞれ設定します
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まずはキーワードを設定します(ex. kubernetes)
スペースを空けて「XX OR XX」、「XX AND XX」などで範囲を広げたり、絞ったりできます。
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ポストするSlackチャンネルを選択
このようにキーワードにマッチしたtweetが集まってきます。
本屋で興味関心を広げる方法
目的をもって書籍を探しにいくだけでなくひととおり本屋を巡回したりします。目的があるわけではないので街の本屋さんとかもよくいきます。
書店員のオススメ本は目につくところへ置いてあるので、気になったものを手にとってパラパラとめくります。
それで家でじっくり読みたいものは買うという感じですね。
本は電子書籍よりも紙派なのですが、実際これやってみたいなーとか気になる箇所は折り目つけたり、下線引いたりするので紙で買うことが多いです。
紙だと場所とりますが、必要なくなったら裁断してScanSnapで電子化して捨てちゃいます。
そんなめんどいことをしているのは自分くらいかと思いましたが、先日noteの記事で同じようなことをしている方を発見しました。
まとめ
今回は私のプル型(検索型)とプッシュ型(通知型)の情報収集のオススメを紹介しました。エンジニアのみなさんは必要な情報をプルするのは日常的に実施されていると思いますが、関心領域を広げるのに書店巡回したり、RSS/IFTTTといったプッシュする仕組みを利用してみてはいかがでしょうか?
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