開発手法における用語まとめ
概要
開発を行なっていると、代表的な考え方・概念から用語まで、幅広く色々キーワードが出てくる。
本記事は、そういったキーワードを簡潔にまとめることを目指している。
今回は、主に開発手法において要点を整理しようと考えている。
※アップデートがあって然りなので、随時更新していく。
開発手法
ウォーターフォールとアジャイル
解説は、以下の記事が詳しいため、図表等も引用しまとめる。
ウォーターフォール
上流工程から下流工程へという流れでシステム開発を行う手法
計画駆動型開発(QCD制約の強い大規模開発で利用される)
①用件定義→②基本設計→③詳細設計→④コーディング→⑤テスト→⑥リリース
V字モデルの対照関係
アジャイル
大まかな計画を細分化して要件定義・設計・実装・テスト(イテレーション)を何度も繰り返す開発手法
変化駆動型開発。方法論については後述。
SoEとSoR
SoR(System of Record)とSoE(System of Engagement)
メドレーさんのこの解説がイメージを理解しやすい
※ 直近は、データ活用のSoI(System of Insight)の概念も発生している。
アジャイルの方法論
スクラム
反復増加型ソフトウェア開発チームに適用するプロジェクト管理フレームワーク
自律的なチームを早期に形成できる。
「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「開発チーム」で組織。
プロセスは、主に以下の4つ。
- スプリントプランニング
- デイリースクラム
- スプリントレビュー
- レトロスペクティブ
解説は、以下の記事が詳しい。
XP:eXtreme Programming
ソフトウェアの開発現場における経験則の指針(「極端(=エクストリーム:extreme)」に実践する)
5つの価値
- コミュニケーション
- シンプル
- フィードバック
- 勇気
- 尊重
プラクティスは、こちらの資料のP37がわかりやすく、引用する。
「エンジニア」「テスタ」のみならず「コーチ」「トラッカー」「顧客」などの役割も存在。
その他の開発手法
リーンソフトウェア開発
製造業を中心に展開されているリーン生産方式を、ソフトウェア製品に適用した開発手法
リーン生産方式は、特にトヨタ生産方式を研究し、それを一般化・再体系化した際に付けられた名称
- ムダをなくす
- チームの学習を強化する
- 決定をできるだけ遅らせる
- できるだけ早く提供する
- 権限を移譲する
- 全体を最適化する
- 品質を作り込む
この記事が分かりやすくまとまっている。
リーンスタートアップとMVP
リーンスタートアップとは、できるだけ少ない費用や手順で最低限の製品を作り、顧客の反応を繰り返し確認することで方向性を定め、ビジネスを無駄なく回していくマネジメント手法のこと
MVP(Minimum Viable Product)とは、その仮説検証を行う際に作られ「必要最小限の価値を備えた商品やサービス」を指す。
それぞれ、以下の2つのページがわかりやすい。
テスト駆動開発
「テスト→実装→リファクタリング」を何回も繰り返してプロダクトを成長させていくような開発手法
「レッド→グリーン→リファクタリング」の基本サイクルを繰り返し、綺麗なコードを書いていく。
以下のページがわかりやすい。
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