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Rank Mathで日本市場向けSEOをやってみた:小規模ツールサイトの戦略

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はじめに
最近、小さなWebツールサイトを日本市場向けに立ち上げました。
内容はシンプルで、時計やタイマー、カウンターなどを集めたワンページの超軽量サイトです。

ただ、どんなに小さなサイトでも、日本のGoogle検索結果でしっかり露出するためにはSEOが重要です。
そこで今回は、WordPressプラグインの Rank Math を使って、日本向けにどんなSEO設定をしたのかを紹介します。

Rank Math を選んだ理由
✅ 日本語に比較的強い(meta descriptionやtitleプレビューも日本語対応)

✅ リッチスニペット(FAQ, HowTo, WebPageなど)の構造化データが超簡単

✅ XMLサイトマップやrobots.txt編集が一括管理できる

✅ 軽い動作でパフォーマンスにほぼ影響なし

日本市場に合わせた Rank Math の設定ポイント
1️⃣ サイト言語 & ロケール
WordPressの「設定 > 一般」から言語を 日本語 にしておくのはもちろん、
Rank Math側でも「General Settings > Global Meta」から og:locale を ja_JP に。

これだけでFacebookやTwitterシェア時も日本語前提で処理されやすくなります。

2️⃣ タイトルとディスクリプションのテンプレ
Rank Mathの「Titles & Meta」で以下のように設定しました。

Title: %title% | 日本のオンライン時計ツール

Meta Description: オンラインで使える日本時間の時計やタイマー、カウンターなどを提供しています。軽量&シンプル設計。

短く具体的に、かつ「日本時間」や「オンライン時計」などのキーワードを盛り込みました。

3️⃣ 構造化データ(Schema)
WebPage のSchema
Rank Mathはデフォルトでページごとに WebPage を付与します。

必要に応じて「Schema Generator」から FAQPage や HowTo を追加。

FAQ スキーマ
小さなツールサイトでも、よくある質問を入れてFAQスキーマを作成。
これにより、検索結果にFAQリストが出る可能性が上がり、CTR改善が見込めます。

例:

質問: このサイトは無料ですか?

答え: はい、完全に無料で使えます。

Rank Mathのブロックから簡単に追加でき、JSON-LDを自動生成してくれます。

4️⃣ XMLサイトマップとrobots.txt
Rank Mathの「Sitemap Settings」でXMLサイトマップを自動生成。

robots.txt にも自動で Sitemap: url/sitemap_index.xml が追加されます。

これでGoogleに正しくクロールさせる準備は完了。

5️⃣ 日本特化のキーワード戦略
ツールサイトの場合、どうしてもコンテンツ量が少ないので 検索クエリをかなり絞り込む戦略 にしました。

例: 「デジタル時計 日本時間」「ストップウォッチ オンライン」「タイマー 3分」

ページタイトルやh1、meta descriptionで必ずこれらを自然に含める。

最後に
Rank Mathを使うことで、ほぼノーコードでスキーマ設定からXMLサイトマップ、metaタグまで一括管理できました。

小さなツールサイトこそ、しっかりしたSEOの基盤がないと埋もれがちです。
シンプルなサイトほど、こうした基本設定が そのまま検索結果に直結 するので、最初から丁寧に整備するのがおすすめです。

✅ まとめポイント

Rank Mathは日本語対応も優秀で、簡単に構造化データやsitemapを作れる

小規模サイトほどSEO基礎設定がROI大

FAQやHowToスキーマでCTRを稼ぐのが特に有効

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