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Vket Cloudで、Mixamoからダウンロードしたモーションをアバターに実装する①【MixamoからDL - 形式変換】

2024/07/01に公開

はじめに

Vket Cloudで使用できるアバターには、モーションや持ち物を設定することが可能です。

剣を振り回すVketちゃん1号.gif
本記事では、上記の剣を振り回すVketちゃん1号を作成する方法について紹介します。

対象読者

※プログラミング知識は無くても大丈夫です。

また、本記事ではアバター設定を行います。
アバター設定についてはAvatarSettings・MyAvatarsSettingsの使い方をご覧ください。

使用バージョン

Windows 10
VketCloudSDK 12.3.4

手順

実装までの手順は、

  1. Mixamoからアニメーションをダウンロードする
  2. アニメーションをUnityに取り込み、Vket Cloudで使える形にする
  3. 新規プリセットアバターの設定を立ち上げ、モーションの追加を行う
  4. 追加モーションを再生できるようにする
  5. 剣オブジェクトを作成し、アバターの持ち物として設定する
  6. アニメーション再生中のみ剣が表示されるようにする

となります。
本ページでは1,2を紹介します。

Mixamoからアニメーションをダウンロードする

Mixamoは、Adobeが運営するモーションサンプルサイトで、無料でモーションをダウンロードすることができます。

image.png

今回使用しているアニメーションはStanging Melee Combo Ver.2で、検索欄に「Melee」と入れて検索することで上位に出てきます。

image.png
画面右上オレンジ色のDOWNLOADボタンを選択すると、上記画像のDOWNLOAD SETTINGSが表示されますが、設定を変更せず、そのまま右下のDOWNLOADボタンを選択します。

これで、アニメーションデータのダウンロードが完了です。

アニメーションをUnityに取り込み、Vket Cloudで使える形にする

image.png

ダウンロードしたファイルをUnity Projectビューで選択し、Inspectorビューを確認します。
RigタブのAnimationTypeがGeneralになっているので、Humanoidに変更し、Applyを選択します。

image.png
次に、FBXを開き、中にあるmixamo.comを選択し、Ctrl+Dで複製します。
複製することで、FBX外にアニメーションファイルが複製されます。

image.png
複製して作成したアニメーションファイルは、適宜名前の変更を行いましょう。

image.png
VketCloudSDK > Tools > HEM Animation Converterを選択します。

image.png
このような画面が表示されます。

image.png
左側(Animations)に先程複製したアニメーションファイルを、右側(Model)は右上の「+」ボタンを選択します。
また、左側リストのHand IKのチェックを外します。

この状態でConvert Animationを選択します。

image.png
保存画面に進むので、アニメーションを管理しているお好きなフォルダに保存を行います。

image.png
これで、Vket Cloudで使用可能なHEM形式のヒューマノイド用アニメーションが完成しました。

次: Vket Cloudで、Mixamoからダウンロードしたモーションをアバターに実装する②

株式会社HIKKY

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