【日本初開催】Claude Hackathon 2025 in Tokyo参加レポート
【Anthropic主催】Claude Hackathon 参加レポート
Anthropic × KERNELによるClaude特化ハッカソンが、
9/5–9/7に本郷のKERNEL HONGOで開催されました。
その時のレポートです!気になる方はぜひ🙇🙇
はじめに
この記事は「Anthropic主催のClaudeハッカソンってどんな雰囲気?」「自分でも参加できるのかな?」と思っている方へ向けて書きました。
この記事を読んでほしい人
- プログラミングを授業で触れている学生
- 新卒エンジニア
- 本気のエンジニア
- バイブコーディングに興味がある人
自己紹介
新卒エンジニアの鈴木輝です。
大学4年の頃にはAI展示会にて営業を経験し、営業からモック制作までしていました。
現在は大手SIerにて、AI駆動型開発の環境整備に携わっています。
ハッカソンに参加した動機
- Anthropicのハッカソンを通して、どんな人たちが参加しているのか知りたかった
- 流行中の「バイブコーディング」をビジネス側の視点から学びたかった
- 熟練エンジニアがどんなアプローチで開発するのか観察したかった
当時の自分はNext.jsでWebアプリを作ったり、iOSアプリ開発、TikTok運用など新規事業周りに取り組んでいました。
チームメンバー
一緒に組んだのは化学系AIスタートアップのCEO。Bizが非常に強く、v0やDifyでモックを作れる方で、最初は「自分が力になれるかな」と不安でした。
成果物
テーマは AI × 化学。
既存製品(例: お菓子の包装紙)をサステナブル素材へリプレイス提案するWebアプリを開発しました。
- 入力:既存製品の組成表
- 処理:AIがデータベースから候補を抽出し、置換可能な素材トップ3を提示
- 効果:リサーチ・実験の時間を大幅短縮 → R&D期間の短縮化 → サステナブル製品がより早く市場へ
結果
Anthropic賞を受賞させていただきました!🎉
一緒に組んだメンバーの方がピッチに非常に長けており、発表資料も驚くほどのスピードとクオリティで仕上げてくれました。正直、Bizサイドとしては全体でもトップクラスに強い発表だったと思います。
僕自身もコーディング部分について少し説明しましたが、それ以上にBiz側の力が際立っていて、本当にチームとしての強さを実感できました。
僕が貢献したこと
- 環境整備:Claude codeのルール設定とmcp接続により、バイブコーディングで完全自動にWebアプリを生成できる仕組みを構築
- 要件整理:ビジネス側のアイデアを言語化し、データベース設計・処理の流れに落とし込む
- コード品質管理:リファクタリングやファイル構成が乱れないよう監視し、拡張性を確保
開発をどう自動化したか
-
要件定義フェーズ
- ClaudeCodeを使用
- Context7というmcpでAmazon IDE「kiro」を模倣
- カスタムスラッシュコマンド
/manage
を作成し、タスクリストの進捗を監視
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開発フェーズ
- 多数のmcpとSuperClaudeを組み合わせる
- 検索はGeminiCLIやContext7
- Webテストはplaywright-mcpに任せ、自動化を実現
まとめ
ハッカソンを通じて感じたのは、バイブコーディングによってソフトウェア開発のハードルが確実に下がっているということ。昭和の日本のようにプロダクトの大量生産・大量消費が起こっているなと思いました。
AI駆動型の開発環境が整えば、異分野の人たちが手を取り合い、日本から世界に羽ばたくプロダクトが次々と生まれる未来が来ると確信しました。
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