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WSL2ターミナルのビジュを爆イケにしてみた

2023/06/27に公開

はじめに

カフェにPCを持ち込んで作業するときに、ドヤ顔でターミナルを開きたくなりますよね。そんな時に爆イケなデザインのターミナルを開いていれば他人に見られても安心です。(?)というわけで、WSLのターミナルの外見をかっこよくします。

前提条件

  • WSL2のインストール
  • Windowsターミナルのインストール

最終形態

最終的にこんな感じのデザインにします。

手順

今回は以下のMicrosoftの記事を参考にしました。

Windows Terminal Custom Prompt Setup | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/en-us/windows/terminal/tutorials/custom-prompt-setup#install-a-nerd-font

Nerd Fontのインストール

ターミナル上で特殊文字を扱えるようにするため、Nerd Fontというフォントをインストールします。

Nerd Fonts - Iconic font aggregator, glyphs/icons collection, & fonts patcher
https://www.nerdfonts.com/font-downloads

この中からお好みのフォントを選べます。色々ありますが、今回はCaskaydiaCove Nerd Fontをインストールします。

ダウンロードして展開するとフォントの一覧が出るので、好みのフォントをWindows上にインストールします。今回はCaskaydiaCoveNerdFont-Regularを右クリックからインストールします。

インストールしたら、設定→外観からフォントフェイスを開き、フォントをCaskaydia CoveNerd Fontに変更します。

Homebrewのインストール

フォントの設定が終わったら、以下のコマンドでHomebrewのインストールおよび設定をします。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
sudo apt-get update
sudo apt-get install build-essential
test -d ~/.linuxbrew && eval "$(~/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -d /home/linuxbrew/.linuxbrew && eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -r ~/.bash_profile && echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.bash_profile
echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.profile

Oh My Poshとscreenfetchのインストール

Oh My Poshを使用すれば、ターミナルに適用するテーマを簡単に変更することが出来ます。また、screenfetchを使えばかっこいいスクリーンアートをターミナルに表示することが出来ます。
Homebrewのインストールおよび設定が終わったら、次のコマンドでOh My Poshとscreenfetchをインストールします。

brew install jandedobbeleer/oh-my-posh/oh-my-posh
brew install screenfetch

テーマの適用

Oh My Poshをインストールしたら、次のコマンドでテーマが定義されたJSONファイルの一覧が入ったディレクトリに移動することが出来ます。

cd $(brew --prefix oh-my-posh)

移動したら、themesフォルダからJSONファイルの一覧が見れます。

この中から好きなテーマのJSONファイルを選び、自分のホームディレクトリ上にコピーします。今回はjonnychipzというテーマを選びます。

cp ./jonnychipz.omp.json /home/hoge

なお、それぞれのテーマがどういう外観は、以下のサイトから確認できます。

Themes | Oh My Poshss
https://ohmyposh.dev/docs/themes

JSONファイルをコピーしたら、Vimかなんかで次のコマンドをホームディレクトリの.profileファイルの末尾に追記します。jonnychipzの部分は、自分が選んだテーマに合わせて変えます。

eval "$(oh-my-posh init bash --config ~/jonnychipz.omp.json)"
screenfetch

ここまで出来たら、ターミナルを再起動します。これで必要な設定は終了です。
再起動すると、かっこいいUbuntuのスクリーンアートが表示されます。

おわり

これでカフェでもオフィスでもどこでも安心してドヤ顔でターミナルを開くことが出来ます。それでは、よいターミナルライフを!

追記

ターミナルを開くたびにランダムなテーマを選択したい場合、以下のスクリプトを.profileファイルの末尾に代わりに記載して下さい。

random_json=$(find "$(brew --prefix oh-my-posh)/themes" -type f -name "*.json" | shuf -n 1)
eval "$(oh-my-posh init bash --config "$random_json")"

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