WSL2ターミナルのビジュを爆イケにしてみた
はじめに
カフェにPCを持ち込んで作業するときに、ドヤ顔でターミナルを開きたくなりますよね。そんな時に爆イケなデザインのターミナルを開いていれば他人に見られても安心です。(?)というわけで、WSLのターミナルの外見をかっこよくします。
前提条件
- WSL2のインストール
- Windowsターミナルのインストール
最終形態
最終的にこんな感じのデザインにします。
手順
今回は以下のMicrosoftの記事を参考にしました。
Windows Terminal Custom Prompt Setup | Microsoft Learn
Nerd Fontのインストール
ターミナル上で特殊文字を扱えるようにするため、Nerd Fontというフォントをインストールします。
Nerd Fonts - Iconic font aggregator, glyphs/icons collection, & fonts patcher
この中からお好みのフォントを選べます。色々ありますが、今回はCaskaydiaCove Nerd Fontをインストールします。
ダウンロードして展開するとフォントの一覧が出るので、好みのフォントをWindows上にインストールします。今回はCaskaydiaCoveNerdFont-Regularを右クリックからインストールします。
インストールしたら、設定→外観からフォントフェイスを開き、フォントをCaskaydia CoveNerd Fontに変更します。
Homebrewのインストール
フォントの設定が終わったら、以下のコマンドでHomebrewのインストールおよび設定をします。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
sudo apt-get update
sudo apt-get install build-essential
test -d ~/.linuxbrew && eval "$(~/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -d /home/linuxbrew/.linuxbrew && eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -r ~/.bash_profile && echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.bash_profile
echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.profile
Oh My Poshとscreenfetchのインストール
Oh My Poshを使用すれば、ターミナルに適用するテーマを簡単に変更することが出来ます。また、screenfetchを使えばかっこいいスクリーンアートをターミナルに表示することが出来ます。
Homebrewのインストールおよび設定が終わったら、次のコマンドでOh My Poshとscreenfetchをインストールします。
brew install jandedobbeleer/oh-my-posh/oh-my-posh
brew install screenfetch
テーマの適用
Oh My Poshをインストールしたら、次のコマンドでテーマが定義されたJSONファイルの一覧が入ったディレクトリに移動することが出来ます。
cd $(brew --prefix oh-my-posh)
移動したら、themes
フォルダからJSONファイルの一覧が見れます。
この中から好きなテーマのJSONファイルを選び、自分のホームディレクトリ上にコピーします。今回はjonnychipz
というテーマを選びます。
cp ./jonnychipz.omp.json /home/hoge
なお、それぞれのテーマがどういう外観は、以下のサイトから確認できます。
Themes | Oh My Poshss
JSONファイルをコピーしたら、Vimかなんかで次のコマンドをホームディレクトリの.profile
ファイルの末尾に追記します。jonnychipz
の部分は、自分が選んだテーマに合わせて変えます。
eval "$(oh-my-posh init bash --config ~/jonnychipz.omp.json)"
screenfetch
ここまで出来たら、ターミナルを再起動します。これで必要な設定は終了です。
再起動すると、かっこいいUbuntuのスクリーンアートが表示されます。
おわり
これでカフェでもオフィスでもどこでも安心してドヤ顔でターミナルを開くことが出来ます。それでは、よいターミナルライフを!
追記
ターミナルを開くたびにランダムなテーマを選択したい場合、以下のスクリプトを.profile
ファイルの末尾に代わりに記載して下さい。
random_json=$(find "$(brew --prefix oh-my-posh)/themes" -type f -name "*.json" | shuf -n 1)
eval "$(oh-my-posh init bash --config "$random_json")"
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