2021年 Git GUI「GitKraken」の導入と少しの使い方
2021年 Git GUI「GitKraken」の導入と少しの使い方[令和最新版]
はじめに
- Gitの使い方は大体知ってるけど、GUIを試したことがない方。
- GitKrakenの事を知っときたい方。
- チーム開発、CLIの操作に慣れずブランチを切り忘れて、デフォルトブランチにコミットし、そのままリモートリポジトリにpushした方。
そんな方のために、画像をふんだんに使ってGitKraken導入方法,触り方を解説します。これならターミナルとかでコマンド操作せずにボタンで操作できますし、今どういう感じになってるのか見えるので楽です。
記事の内容、事実と異なっていたらごめんなさい。
GitKrakenとは
GitをGUI操作を出来るツールの一つ。GitKrakenの他にも、SourceTreeやGitHub Desktopが存在する。
これらは、ターミナルでコマンドを打たなくても、視覚的にボタンで操作が出来るのが最大の魅力。
コマンド操作するのが億劫だったり、視覚的に見たい人はお勧め。
こんな感じ。
GitKrakenのインストール
下記のサイトにアクセスし、インストーラをダウンロードします。
Download for FreeをクリックするとGitKrakenSetup.exeが保存されるので、クリックしてインストールを開始してください。
インストールが完了すると上記のような画面が表示されます。
任意のアカウントで登録、ログインをしてください。
(sign upは下の招待リンクから飛ぶと、抽選で$100のAmazon Gift Cardが貰えるらしいので良かったら使ってね。 https://www.gitkraken.com/invite/x593ePUC )
ログインが完了するとこのような画面が表示されます。インストールは完了です。
リポジトリのクローン
大体、最初は
- 既にあるリポジトリを開く
- リポジトリをクローンする
- 新しくリポジトリを作成する
の3項目ですが、今回は2番のクローンし、gitを操作する方法をご紹介します。
Clone a repoのボタンを押します。
するとこのような画面が表示されるので、上から順にクローンする場所の指定,クローンするリポジトリのURL,パス名を指定します。
入力を終えたら、Clone the repo!をクリックするとgit操作画面が表示されます。
ブランチを切る
まずmasterブランチの部分を右クリックします。
そうするとブランチに対して様々な操作が行えます。ブランチを作成したいので「Create branch here」をクリックします。
そうするとブランチ名をどうするかを聞かれるので任意のブランチ名を入力します。
この様な状態になっていれば成功です。
因みに、自動的に作成したブランチにcheckoutしてくれます。
commitからリモートリポジトリにプルリクエストまで
ファイル内容を変更するとGitKraken上でこのような表示が現れます。
コミットしたいファイルの選択とコミットのメッセージ説明文を入力し、一番下の緑色のボタンを押します。
この様な表示になればコミットが完了しました。
issue#1を右クリックし、「Push ブランチ名 and start a pull request」をクリックします。(この時にGitHubとGitKrakenの同期が必要です)
Pullするブランチの名前が正しいか問われるので、大丈夫ならsubmitをクリック
プルリクエストを送りたいサービス、リポジトリ、ブランチ名を設定し、タイトルと説明文を入力します。その後、Create Pull Requestボタンをクリックします。
成功するとGitHub上でプルリクエストが送れています。
マージすると、GitKraken上にも自動的に反映されています。
デフォルトブランチに戻る
右上のbranch欄から、masterを選択します。
ローカルのmasterブランチは最新の状態ではないのでpullします。
こうなればok
終わりに
いかがでしたか?
今回紹介した機能は一部に過ぎず、他にもやれる事が多いので、各自で模索してみてください。
あと、間違っていたりしたらごめんなさい。その場合はコメントしていただければ修正します。
コラム
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