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【AppStream 2.0】フリートタイプ毎の料金体系

2024/02/20に公開

最近業務でAppStream 2.0を使用する機会があったのですが、
フリートタイプ毎の料金体系を調べる中で、特にフリートタイプ:On-demandの停止中インスタンス料金が理解しにくかったためまとめてみました。

前提

AppStream 2.0とは

クラウド上のアプリケーションをクライアントデバイスに配信するフルマネージドサービス。
WorkSpacesと似ている部分もありますが、違いについては以下のサイトがわかりやすかったです。
初心者向けAWS AppStream 2.0入門

フリートとは

ユーザー指定のアプリケーションとデスクトップが実行されるフリートインスタンスのこと。

フリートインスタンスとは

フリートインスタンスは、アプリケーションストリーミングにユーザー1人あたりが使用できるEC2 インスタンスのこと。ユーザーのセッションが完了すると、インスタンスは終了する。

フリートタイプとは

フリートの作成時にインスタンスの実行タイミングと支払い方法を指定するパラメータ。
インスタンスがいつ実行されるかに応じて、ユーザーのアプリケーションが選択されるときの起動速度が異なる。

3種類のフリートタイプ

  1. Always-On
    ・・・アプリケーションとデスクトップをストリーミングしているユーザーがいなくても、常に実行される。
  2. On-demand
    ・・・ユーザーがアプリケーションとデスクトップをストリーミングしている場合にのみ実行される。ユーザーに割り当てられていないストリーミングインスタンスは停止状態になる。
  3. Elastic
    ・・・サーバーレスのフリートタイプ。他フリートと違い、容量を管理する必要がない。

料金体系

Amazon AppStream 2.0 の料金
上記はAppStream 2.0の料金体系について記されているAWS公式サイトです。
基本的にはEC2と同様、スペックと使用時間に応じた従量課金制ですが、特にわかりづらかったのがOn-demandの停止中インスタンス料金についてです。
これは「On-demandにてユーザーに割り当てられていないストリーミングインスタンスが停止状態になっているときに発生する料金」なのですが、起動時の料金より少額になることが特徴です。
ここで気になったのが
「ストリーミングインスタンスが停止状態になっている」とは、フリート自体が停止している状態も含むのかという点でした。
というわけで検証し、他フリートタイプと比較した結果を以下表にまとめてみました。

結論、上記の通りフリート自体を停止している際には料金がかからず、フリートを起動していてユーザーセッションが無い(ストリーミングインスタンスが停止している)時に停止中インスタンス料金が適用されるようです。

また、Elasticについては、フリートが起動していてもセッションが無ければ料金がかからない点は魅力的なのですが、その分セッションが発生している時間の料金はAlways-On・On-demandと比較すると高いことがきになります。
そのため、一概にどのフリートタイプが安くなるとは言えず、AppStream 2.0の利用方針によってどのフリートタイプを選択するかを検討するべきであると感じました。

ちなみにイメージビルダー(フリートインスタンスの起動元となるイメージを作成するためのインスタンス)についてはAlways-Onと同じ課金体系です。

あとがき

今回はAppStream 2.0の料金に限った記事にしましたが、調べている中でフリートタイプを選択するときの比較要素となる各フリートタイプの起動時間についても興味がわいたので次回は起動時間の比較を記事にしようと思います。
ではまた。

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