Synology の NAS の通知を Slack で受け取る

2022/08/31に公開

DSMのWebhook設定を行って、SlackにNASの通知を送ることができましたので、その手順の紹介。

DSM に Webhook設定が追加

Synology NAS の DSM 7.0+ で、通知設定にWebhookが追加されていました。

もともと、メール通知は使ってましたが、外部SMTPサーバー設定が面倒と思ってたところ。

これならSlackに投げれるだろうと、設定してみました。

Slack側の設定

各所に紹介があるので説明は割愛。

アプリを追加し、Incomming Webhook を設定して、通知を送りたいチャネルを指定しておきます。

発行されるURL 例) https://hooks.slack.com/services/XXXXXXXXXX/YYYYYYYYYY が後の設定で必要になるのでメモしておきましょう。

Webhookの管理を開く

DSMにログインしたら、次のように画面を開くと、Webhookアプリケーションが表示されるので、「Webhookの管理」を押して設定画面を開きましょう。

コントロールパネル > 通知 > プッシュサービス

Webhookアプリケーション

Webhookの管理

Webhookの管理

Slackとの連携設定を行う

あとは、各設定を間違えずにいれるだけ。

プロバイダーの選択

Slackと連携する場合には、「カスタマイズ」を選択して、次へ。

プロバイダーの説明

次の3つを設定します。

  • プロバイダー名: Slack (名称は任意でOK)
  • Webhook URL: SlackのIncomming Webhook設定で取得したURL
  • HTTP方式: POST を選択

HTTPリクエストヘッダーを編集

Content-TypeがJSONとなっていればいいので、ここでは特に追加は不要です。

HTTPリクエストボディを編集

次を設定します。フィールド名 text がポイント(Slack側の仕様)

  • フィールド名: text
  • 値: Hello World! (ここは任意です。実際は上書きされるので)

各パラメータに対応するカテゴリを選択

タイトルの意味がわからなかったのですが、重要なのは1つだけ。

先程作成したフィールド text に対して、次の設定をします。

  • パラメータ: text
  • カテゴリ: メッセージコンテンツ

テストメッセージ送信

Webhookの管理 から 「テストメッセージ送信」ができます。

Webhookの管理

SlackのIncomming Webhookで指定したチャネルに、次のようなメッセージが流れれば成功

テストメッセージ

編集で確認

プロバイダー

HTTPリクエスト

パラメータのタイプ

その他

最初 HTTPリクエストボティ の text パラメータを失念しててうまく行かず。

Synologyサポートに問い合わせしたところ、サンプルは出せないけど、こっちはで送れてるよとの返事をもらったので、出来るはずと精査して成功。良かった。

あと、初めて Zenn.dev 使ってみましたが、サラサラ書けて快適でした !

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