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代表的なデプロイツールのメリット・デメリット

2023/04/06に公開

はじめに

現在はフロントエンド専門に開発をしていますが、この度、非エンジニアからアプリを1から作ってほしいといわれたので、そのための調べたデプロイ知識をここにまとめます。

本記事では、Webアプリケーションのデプロイについて解説します。特に、プログラマーが日々開発しているWebサービスやアプリケーションを、どのように本番環境にデプロイするかについて説明します。

デプロイの方法

手動デプロイ

手動デプロイは、サーバーにSSH接続し、手動でコードをアップロードする方法です。手動デプロイは、シンプルで直感的な方法であり、小規模なプロジェクトに適しています。しかし、手動デプロイは煩雑で手間がかかるため、大規模なプロジェクトには向いていません。

CI/CDを利用した自動デプロイ

CI/CDを利用した自動デプロイは、手動デプロイよりも圧倒的に効率的な方法です。CI/CDを導入することで、自動的にコードの品質チェックやビルド、デプロイを行うことができます。具体的には以下のような手順で行われます。

  1. バージョン管理システムにコードをプッシュする
  2. CIツールがコードをビルドし、自動的に品質チェックを行う
  3. テストがパスした場合、ビルドされたアプリケーションを自動的に本番環境にデプロイする

CIツールには、JenkinsやCircleCI、Travis CIなどがあります。これらのツールを利用することで、自動デプロイを簡単に実現することができます。自動デプロイを利用することで、開発者はより多くの時間をコードの開発に費やすことができ、より効率的な開発を進めることができます。

代表的なCI/CDツールのメリットとデメリット

Jenkins

メリット

  • 拡張性が高く、プラグインを利用することで機能を拡張できる
  • 多様なプログラミング言語に対応している
  • オープンソースであるため、無料で利用できる

デメリット

  • 設定が複雑であるため、初めて利用する場合は学習コストがかかる
  • ユーザーインターフェースがあまり使いやすくない

CircleCI

メリット

  • 設定が簡単であるため、初めて利用する場合でも簡単に導入できる
  • ビルド時間が速いため、高速なデプロイが可能
  • ユーザーインターフェースが使いやすい

デメリット

  • OSS版は機能制限がある
  • 有料プランが高価である

Travis CI

メリット

  • OSSプロジェクトでは無料で利用できるため、個人プロジェクトや小規模なプロジェクトに適している
  • GitHubとの統合が容易である
  • 設定が簡単であるため、初めて利用する場合でも簡単に導入できる

デメリット

  • ビルド時間が長い場合があるため、高速なデプロイが難しい場合がある
  • ユーザーインターフェースがあまり使いやすくない

おわりに

本記事では、手動デプロイとCI/CDを利用した自動デプロイについて解説しました。プログラマーは、自分のプロジェクトに合ったデプロイ方法を選び、より効率的な開発を進めていくことが求められます。

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