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Githubの無料プラン(Free)と有料プラン(Pro)を比較
はじめに
Github の個人向け無料プラン(Free
)と有料プラン(Pro
)の機能を比較しまとめました。
おことわり
- GitHub のアップグレードページを参考に作成しています。
- 記載している情報は 2022 年 5 月現在のものです。
- Free, Pro 共に使用不可な機能に関しては記載していません。
- Team や Enterprise などの比較はこちらを参考にしてください。
比較
コード管理
パブリックリポジトリ
- Free, Pro ともに数の制限なく作成できます。
プライベートリポジトリ
- Free, Pro ともに数の制限なく作成できます。
ワークフロー
GitHub Actions
- プライベートリポジトリで使用する際の利用可能な実行時間に違いがあります。
- パブリックリポジトリで使用する分には制限がありません。
Free | Pro | |
---|---|---|
プライベートリポジトリ | 2000 分 / 月 | 3000 分 / 月 |
パブリックリポジトリ | 無制限 | 無制限 |
GitHub Packages
- 作成したプロダクトをコミュニティ標準のパッケージマネージャー(
npm
やnuget
)から公開できる機能です。 - Free と Pro では以下の違いがあります。
- 公開可能な容量
- GitHub Actions 以外を経由した際のデータ転送量
- パブリックリポジトリには制限はありません。
Free | Pro | |
---|---|---|
公開可能な容量 | 500MB | 2GB |
データ転送量 | 1GB / 月 | 10GB / 月 |
Protected Branches
- 特定のブランチに対してコミットルールを設定する機能です。
- Free の場合は、パブリックリポジトリのみ設定可能です。
Free | Pro |
---|---|
パブリックリポジトリのみ | 無制限 |
Code Owners
- プルリクエストが作成された際に、自動的にレビュワーが指定されるように定義できる機能です。
- Free の場合は、パブリックリポジトリのみ設定可能です。
Free | Pro |
---|---|
パブリックリポジトリのみ | 無制限 |
Multiple Pull Request Assignees
- プルリクエストのレビュイー(もしくは担当者)を複数指定できる機能です。
- Free の場合は、パブリックリポジトリのみ設定可能です。
Free | Pro |
---|---|
パブリックリポジトリのみ | 無制限 |
Multiple Pull Request Reviewers
- プルリクエストのレビュワーを複数指定できる機能です。
- Free の場合は、パブリックリポジトリのみ設定可能です。
Free | Pro |
---|---|
パブリックリポジトリのみ | 無制限 |
コラボレーション
Pages and Wikis
- GitHub Pages: 静的ページを公開する機能です。
- Wiki: Wiki ページを作成する機能です。
- Free の場合は、パブリックリポジトリのみ設定可能です。
Free | Pro |
---|---|
パブリックリポジトリのみ | 無制限 |
まとめ
調べた結果、自分は以下の理由で無料プランにダウングレードすることにしました。
- GitHub Pages の使用頻度が下がったため
- プライベートリポジトリを複数人で使用する予定がないため
- GitHub Actions を使っているが、制限に達するほどの使用予定がないため
個人的には無料プランでプライベートリポジトリが作成できるようになったのが、一番感激しています。
(学生の頃の恥ずかしいコードを隠せるので...)
皆さんのプラン選びの参考になれば幸いです。
Discussion
下記ですが、「秒」ではなく、「分」ですね
ご指摘いただいた箇所を修正しました。
コメントいただきありがとうございました。