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ターミナル(コマンドプロンプト)入門:ディレクトリ操作編(Windows版)
ターミナルとは、マイクラのチャットコマンドのように文字で指示を与えるツールです。
この記事では、Windowsのコマンドプロンプト(cmd)を使いながら、ディレクトリ(フォルダー)の作成、移動、削除といった基本操作を5つ学習します。
ディレクトリとは
ディレクトリとは「フォルダーの場所」のことです。
たとえば、よく使うデスクトップフォルダーは、次のような場所(パス)にあります:
C:\Users\<ユーザー名>\Desktop
このように、\
(または \
)で区切られた形式で場所を示す表現を「パス(Path)」と呼びます。
【例題1】
「ドキュメント」フォルダーのパスを確認してみましょう。
C:\Users\(あなたのユーザー名)\Documents
にあるはずです。
エクスプローラーのアドレスバーで確認できます。
ターミナル(コマンドプロンプト)を起動する
- スタートメニューを開きます
- 「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」をクリック
cd
コマンド(Change Directory)
cd
は、ディレクトリ(フォルダー)を移動するコマンドです。
使い方
cd フォルダ名
もしくは、パスを直接指定します:
cd C:\Users\<ユーザー名>\Desktop
現在のディレクトリは、以下のコマンドで確認できます:
cd
【例題2】
Documents
フォルダーに移動してみましょう。
cd %USERPROFILE%\Documents
で一発です。
mkdir
コマンド(Make Directory)
mkdir
は、新しいフォルダー(ディレクトリ)を作るコマンドです。
使い方
mkdir フォルダ名
現在いる場所に、指定した名前の新しいフォルダーが作られます。
【例題3】
testdir
という名前のディレクトリを作成し、その中に移動してみましょう。mkdir testdir cd testdir
まとめ
-
cd
:ディレクトリを移動 -
mkdir
:新しいディレクトリを作成 -
cd
(引数なし):現在のディレクトリを確認
これらが使えれば、Windowsのターミナル(コマンドプロンプト)の基礎操作はバッチリです。
ご質問があればコメントでどうぞ!
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