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macOS のキーボード設定

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記事目的と前提

2025年、私が普段使用している macOS のキーボード設定について記載します。今の状態を記録しておくことで、キーの設定意図を振り返れるようにする。

ノートPC(日本語キー配列)+外付けキーボード(日本語キー配列フルキーボード)を使用しています。マウスは右手と左手にそれぞれトラックボールマウスを配置しています。

PC操作時間は週約60時間、内訳は主にプログラミング系エディタ 20%、ブラウザ 60%です。

以下のソフトウェアを利用しています。

  • Google日本語入力: 定番の日本語入力システム。
  • Karabiner-Elements: 強力なキーボードカスタマイズツール。
  • Keyboard Maestro: マクロ自動化ソフトウェア。

macOS のキーボード設定

システム環境設定(「設定」→「キーボード」)での設定について

ショートカットキー設定

ほかのキーボードアプリを使用しているため、macOS のショートカットキーは多く無効化しています。

以下を設定しています。

機能 ショートカットキー ノート
Spotlight検索を表示 ⌘スペース
選択部分のピクチャをクリップボードにコピー F3
スクリーンショットと収録のオプション ⇧F3
デスクトップを表示 F11

Karabiner-Elements の設定

キーボード置換

Karabiner-Elements ではキーボードごとにキーの置換ができます。

対象キーボード 機能 ノート
ノートPC Caps Lock → 左 Command 左下にあるキーを Command にする
フルキーボード Caps Lock → 左 Ctrl A の左にあるキーを Ctrl にする
フルキーボード 半角/全角 → ESC 左上にあるキーを ESC にする
フルキーボード 左 Ctrl → 左 Command 左下にあるキーを Command にする

ルール追加

Karabiner-Elements ではルールという形でキーの設定セットを追加できます。

以下を有効にしています。

ルール名 機能
Left ctrl + hjkl to arrow keys Vim ctrl + hjkl を矢印キーに置換、ホームポジションで vim の矢印キー相当の操作をできるようにしている

Keyboard Maestro の設定

Keyboard Maestro ではキーボードだけによらないマクロを作成できます。

マクロ: ブラウザ操作の固定操作を自動化

目的

よく使う操作を自動化することで手順を固定にしてミス、手間を減らす。

wiki のページを毎週コピーしている。ブラウザでしか操作できず、ページタイトルを変えたり、URLを取得したりがとてもめんどうだった。
キー1つで画像認識でコピーボタンをクリックし、ページタイトルを変更し、URLを取得してクリップボードにコピーするマクロを作成した。

ショートハンド: スニペット(単語登録)を作成する

目的

よく使う単語や文章を短いトリガー文字列で入力できるようにする。よく間違える単語でもあるので入力ミスを減らす。

「fea」と入力すると「feature」に変換する。
日本語はユーザ辞書、英語はスニペットで使い分けている。

ランチャー: アプリケーションを起動する

目的

アプリケーションを起動するショートカットキーを作成する。

開発端末の映像をPCに写したいことがある。QuickTime Player を起動し、端末の画面収録を開始するショートカットキーを作成した。

配信にはアプリを複数使う。必要なアプリを同時に起動するショートカットキーを作成した。

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