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apt/dpkgコマンドを用いてパッケージ情報を調べる

2024/11/23に公開

概要

Linuxで、あるパッケージをaptコマンドでインストールすると、それに必要な他のパッケージも一緒にインストールされますが、後からそれがいつインストールされたのかと気になって調べることがあったのでそのメモです。
このときは、build-essentialをインストールしたら、gcc,g++,makeなどもインストールされたので、それを確かめました。

指定したパッケージに必要な他のパッケージ(依存パッケージ)を表示する

$ apt depends build-essential

指定したパッケージに依存している他のパッケージ(逆依存パッケージ)を表示する

$ apt rdepends gcc g++ make
  • 必要に応じて| grep build-essentialを付けてフィルタする

指定したパッケージに関する情報を表示する

$ apt show build-essential

もしくは、

$ dpkg -s build-essential
  • Depends:の行で依存パッケージが分かる

その他

以下は依存関係までは分かりませんでしたが、今後何かの役に立ちそうなので、書き残しておきます。

指定したパッケージがインストールされているかを表示する

$ apt list --installed build-essential gcc g++ make

インストール済みのパッケージのバージョン情報を表示する

$ dpkg -l build-essential gcc g++ make

指定したファイルがどのパッケージからインストールされたかを表示する

$ dpkg -S "*/gcc"

指定したパッケージからインストールされたファイルを一覧表示する

$ dpkg -L build-essential

パッケージがインストールされた日時を調べる

$ grep "install " /var/log/dkpg.log

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