🗂
よそのJupyterHubで自分用のpythonカーネルを使う
スーパーユーザでないサーバの JupyterHub で,Notebook(.ipynb)を開くと普通はシステム側で定義したカーネル(Python環境であるpython kernel)が利用される.
※「環境」とは python パスと site-packages パスの組み合わせ
例えば,一般ユーザの身分で,pip なんちゃら で新たにパッケージを導入したとしても,その導入先(ユーザの site-packages )には新たにパッケージが置かれるが,jupyter のシステムカーネルは別モノなので反映されていない.
Notebookで import するには !pip なんちゃら という導入コマンドをセルに書いてその場限りのインストールをしなくてはいけない.
いつでも使えるようにするには,自前環境のカーネルを作り,そのカーネルを利用すればよい.
Jupyterhubであれば,一旦,Terminalを立ち上げ,
ipython kernel install --user --name=foo
- 実行ファイル
ipythonは,ipykernelパッケージで導入可能 - 上記の
fooがカーネルに付ける呼称 - カーネルを削除したい場合は,
jupyter kernelspec uninstall foo - カーネルのリストは,
jupyter kernelspec list - 仮想環境
.venvのカーネルを作りたい場合は,activateした環境下で上記のコマンドを打鍵すればよい.deactivateしても,作成したカーネルは利用できる.
Discussion