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よそのJupyterHubで自分用のpythonカーネルを使う

2024/03/26に公開

スーパーユーザでないサーバの JupyterHub で,Notebook(.ipynb)を開くと普通はシステム側で定義したカーネル(Python環境であるpython kernel)が利用される.

※「環境」とは python パスと site-packages パスの組み合わせ

例えば,一般ユーザの身分で,pip なんちゃら で新たにパッケージを導入したとしても,その導入先(ユーザの site-packages )には新たにパッケージが置かれるが,jupyter のシステムカーネルは別モノなので反映されていない.

Notebookで import するには !pip なんちゃら という導入コマンドをセルに書いてその場限りのインストールをしなくてはいけない.

いつでも使えるようにするには,自前環境のカーネルを作り,そのカーネルを利用すればよい.

Jupyterhubであれば,一旦,Terminalを立ち上げ,

ipython kernel install --user --name=foo
  • 実行ファイル ipython は,ipykernelパッケージで導入可能
  • 上記の foo がカーネルに付ける呼称
  • カーネルを削除したい場合は,
    jupyter kernelspec uninstall foo
    
  • カーネルのリストは,
    jupyter kernelspec list
    
  • 仮想環境.venvのカーネルを作りたい場合は,activate した環境下で上記のコマンドを打鍵すればよい.deactivateしても,作成したカーネルは利用できる.
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