Closed10
2020年にVSCodeでIdrisをする
Idrisという言語を知っていますか。依存型つきHaskellなんですが、実は今年の言語として触ろうと思って年始に触っていました。
PCを変えてしまったので改めて環境設定をする必要があり、ちょうどいい機会だと思ったので状況をメモしようと思います。
🌟 やろうとしていること
- OSはmacOS。
- エディタはVSCode。
- 最近のHaskellはstackを使うべきなのかcabalを使うべきなのかどっちが多いのかを調べる。
- ちなみにIdrisの公式インストールガイドはcabalだった。
- Hello, Worldする。
Idris
cabalかstackか
どちらでもいいみたい。そしたら、cabalを入れようかな。
cabalを入れた!
$ brew install cabal-install
ちがった。cabalは今後また使うだろうからこのままでいいけど。
brew install idris
で入れられるらしい。ということで、試してみる。
入った!
❯ idris --help
Idris version 1.3.3 , (C) The Idris Community 2016
VSCodeのプラグインはこれを使う。Extensionsで「idris」と入力して検索すると出てくる。
idringen
というプロジェクト管理ツールが存在するようなのでインストール中。。。
idringenを設定する
まずcabalを使ってインストールする。
$ cabal install idringen
もしcabal系のなにかを一度も使ったことがないのであれば、パスを通す必要があるので通す。
export PATH = "$HOME/.cabal/bin:$PATH"
通した後に
$ idrin --help
ただしコマンドは実装されていないらしい。。。
❯ idrin --help
idrin: not support subcmd --help yet
CallStack (from HasCallStack):
error, called at src/Idringen.hs:28:24 in drngn-0.1.0.3-b556eddc:Idringen
idringenでプロジェクトを作成する
下記のコマンドを打つとプロジェクトを作ることができる。
❯ idrin new idris-sandbox
Creating new project named idris-sandbox
中身を見る。
idris-sandbox on ☁️ ap-northeast-1
❯ ls --tree
.
├── idris-sandbox.ipkg
├── README.md
└── src
├── Main.idr
└── Test.idr
これで一旦入りきったはず!
もしかして、なかなか不安定なのかな?
idris-sandbox on ☁️ ap-northeast-1
❯ idrin build
Uncaught error: user error (idris-sandbox.ipkg:15:19:
|
15 | executable = idris-sandbox
| ^
unexpected '-'
expecting "author", "brief", "bugtracker", "executable", "homepage", "libs", "license", "main", "maintainer", "makefile", "modules", "objs", "opts", "pkgs", "readme", "sourcedir", "sourceloc", "tests", "version", or end of input
)
そいえばcargoでもハイフンがダメだったなーと思って、ハイフンが怪しそうなのでプロジェクト名を変えてみた!
❯ idrin new idrissandbox
Creating new project named idrissandbox
そしたら無事に起動できた。
❯ idrin build
Entering directory `./src'
Type checking ./Main.idr
Leaving directory `./src'
run
まで無事に完了した。
❯ idrin run
hello idrissandbox!
ここまで来ると、VSCodeもしっかりプロジェクトを認識してくれるようになった。これで、Idris on VSCode自体は一応完了かな。
このスクラップは2020/12/01にクローズされました