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Overleaf が落ちた時に備えて、ローカル環境に Overleaf(Community版) を構築する
以下の記事と趣旨は同じなのですが、もっと簡単な方法を見つけたのでシェアしておきます。
まず、overleaf/toolkit リポジトリを clone します。
git clone https://github.com/overleaf/toolkit.git ./overleaf
cd overleaf
設定ファイルを作成するためのコマンドを入力します。これは最初の1回入力すれば大丈夫なやつです。
bin/init
次に、config
ディレクトリの中にある overleaf.rc
という設定ファイルを開きます。この中に SHARELATEX_PORT
という環境変数があると思うのですが、デフォルトでは 80
番になっています。80 は既に使用されている可能性の高いポート番号で、後で docker-compose
した時に衝突してエラーを吐くこともあるので、8000
番などに書き換えておくことを推奨します(必須ではない)。
#### Overleaf RC ####
PROJECT_NAME=overleaf
# Sharelatex container
SHARELATEX_DATA_PATH=data/sharelatex
SERVER_PRO=false
-SHARELATEX_PORT=80
+SHARELATEX_PORT=8000
# Sibling Containers
SIBLING_CONTAINERS_ENABLED=false
DOCKER_SOCKET_PATH=/var/run/docker.sock
# Mongo configuration
MONGO_ENABLED=true
MONGO_DATA_PATH=data/mongo
# Redis configuration
REDIS_ENABLED=true
REDIS_DATA_PATH=data/redis
そして、Overleaf を起動するコマンドを入力します。これは内部で docker-compose
を呼び出しています。初回はイメージを pull しているので結構時間がかかりますが(10分程度?)、2回目以降は速やかに完了します。
bin/up
これで準備は整いました!
あとは、localhost:8000/launchpad
にアクセスして Admin アカウントを作成し、localhost:8000/login
で登録したアカウント情報を用いてログインすれば OK です。
今後は localhost:8000/project
からプロジェクトを開けるようになります。
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