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Twitter広告を使って個人開発アプリを宣伝してみた

2022/09/21に公開

Twitter広告とは?

Twitter を使っているとプロモーションツイートを見かけることが多いと思います。アレを個人でも使えるようにしたサービスです。

何を宣伝したの?

Spotify WordCloud という私の個人開発アプリを宣伝してみました。

https://spotify-word.cloud/

このアプリでは、Spotify でよく聴いているアーティスト名からワードクラウドを作成します。そして、ただワードクラウド画像を作成するだけでなく、OGP画像リンクを作成して共有できるようにしたり、保存して後からアルバムのように眺めて楽しめるようにもしており、私自身が過去の音楽体験を振り返る際にも使っています。

Spotify WordCloud を作成した背景にご興味のある方は、以下の記事もご覧ください。

https://note.com/kaisugi/n/na68af9dd700d

また、Spotify WordCloud は私の Web 開発の勉強という側面も多分にあり、ソースコードは全て GitHub で公開しています。
このアプリが気に入った方は是非スター🌟もお願いします🙇

https://github.com/kaisugi/spotify-wordcloud

どうして個人開発アプリを宣伝したの?

基本的には、私のアプリはランニングコスト0円で運用できています(正確にはドメイン代が年2,000円くらいと、Google Cloud Storage のget/setで月に5~6円くらいかかっているが、その程度は勉強代として許容できる範囲だと思っています)。
したがって、マネタイズしたいという気持ちはないのですが、その代わり、なかなか使ってもらえるユーザー数が少ないというのが実情です。フィードバックをもらうには、周りの知人頼りになってしまうことが多いです。

今回、広告を使ってみることでどの程度新たに人を呼び込めるのか気になったので、試してみることにしました。

どうやるの?

以下の記事を参考に Twitter 広告の設定を行いました。

https://chigusa-web.com/blog/twitter-ad-setup/

上の記事と同様、

  • 広告キャンペーン日別予算: JPY 1,000
  • 広告キャンペーン総予算: JPY 1,000

で、期間を無期限に設定しました。これで、1000円使い果たすまで広告を出し続けることができます。

広告キャンペーンの目的はウェブサイトの訪問者数にし、目標はリンクのクリック数にしました。
広告対象は日本の13歳から34歳までとし、以下のようなアプリと関連のありそうなキーワードで集客することにしました。

広告内容は、新しく作ることもできますが、今回は以下のように事前にツイートを行い、このツイートを広告で拡散することにしました。

余談ですが、私が知名度のあるアーティストをあまり聴かないのでこのような画像になっており、もう少し知名度のあるアーティスト名を含むワードクラウドを使えばよかったなとは思います(他の人が既に作ったものを横流しすればできそうですが、それは流石に...)。

結果は?

まず、1,000円でどのくらいの期間広告ができるかということなのですが、今回の私の場合ほぼ半日で使い果たしてしまいました。
その間に稼げたインプレッションは5,268、実際のリンククリック数は16でした。

1,000円なのでこんなものでしょうか。リンククリック率は1%を切っているので、いかにユーザーに広告をクリックさせるのが難しいかが分かりますね。

ちなみに、別の記事の結果でも、総予算1,000円に対し、インプレッションが2,028、ツイートのエンゲージメント数が525となっているので、今回の私のケースが特別少ないわけではなさそうです。

https://chigusa-web.com/blog/twitter-ad/


ここまで書くと成果なしのように見えますが、実際には目に見える成果もありました。

まず、私のアプリを使って実際にワードクラウド画像を作成し、Twitterに共有してくれたユーザーが新たに2人も現れました。 これは、個人的にはそれなりに驚くべきことでした。なぜなら、ただアプリのURLを開くだけでなくアプリを使ってくれる人となると、通常はさらに数は減ってしまうからです。実際に、これまでを振り返ると、ワードクラウド画像をTwitterに共有してくれるような人は数ヶ月間全く現れないこともザラでした。なので、リンククリック数16に対して2人は良い数字だと思っています。
また、GitHubリポジトリへのスター数が広告期間で 1 増えました。 これは、エンジニア向けに広告を打った効果が出たのではないかと思っています。リポジトリへのスター数が増えるのはアプリを使ってもらうのと別の種類の嬉しさがありますね。

ちなみに、Twitter 広告を使うと、キーワードごとの広告の効果も見ることができます。

「music」や「音楽」のようなキーワードが最もインプレッションを稼げており、結果のリンクのクリック数もある程度反映されています。
一方で、「プログラミング」や「エンジニア」のようなキーワードは、インプレッションの割には結果がついてこないような感じがあります。やはり、ITエンジニアはリテラシーが高いので広告をあまりクリックしないんでしょうか。


今回はこれで満足したのでもう広告を打つのはやらないつもりなのですが、もし機会があったら

  • プロモーション用の公式アカウントを作って宣伝することで、リンクをクリックするに足る信頼感をもっと醸し出す
  • 「music」や「音楽」のキーワードに絞った場合と「プログラミング」や「エンジニア」のキーワードに絞った場合で効果の違いを測定する

あたりをやってみたいです。

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