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メールサーバがipv4シングルスタックなのに、ipv6を解決するせいでメールルーティングが遅れる件
はじめに
パブリッククラウドでメールサーバを立てたいっていうニーズに自分がぶちあたり(主にメールサーバの送信サイズ制限の問題)、自宅からだとOP25Bに捕まるため、パブリッククラウドに立てるしかないわけなんですが、大体においてパブリッククラウドはふつーに立てるとipv4グローバルしか割当たらないです。が、立てたインスタンスにpostfixインストールしてメールサーバとして成立させて、テストで送信すると、ipv6ネットワークにいるメールサーバにはv6アドレスを解決してしまうため、繋がらない、といったことが発生します。これの対応をどうするか・・・
ソリューション
v6アドレスを付与する
最も単純で正しい解決方法です。が、今回試したGCPの無料枠でインスタンスを立てることができるus-west-1リージョンではなんとv6がサポートされないとのこと・・・
v4解決に限定してみる
/etc/gai.conf
precedence ::ffff:0:0/96 100
をアンコメントする。
どうもgetaddrinfo()の挙動を設定しているファイルのようだが、これだとうまくいく。
結論
だが、GCP自体がインスタンスからのメール送信を制限しているらしかった・・・
別の手を考えよう
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