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Azure Blob Storageのアクセス層について

2024/02/17に公開1

記事を書こうと思って経緯

Azure Blob Storageのアクセス層にColdが追加されたことを最近知りました。

https://azure.microsoft.com/en-us/blog/efficiently-store-data-with-azure-blob-storage-cold-tier-now-generally-available/

アクセス層は、「ホット層」「クール層」「アーカイブ層」の3つの認識だったので改めて整理をしたいなと思い、記事を書こうを思いました。

アクセス層4選

ホット層(Hot Tier)

この層は頻繁にアクセスするデータに最適です。ストレージコストは比較的高いですが、アクセスにかかるコストが最も低いです。

クール層(Cool Tier)

この層は少なくとも30日間はアクセスされないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストはホット層よりも安価で、データの取得や読み取りのコストは高くなります。

コールド層(Cold Tier)

めったにアクセスされたり、変更されたりしないが、それでも高速で取得できなければならないデータを格納するために最適化されたオンライン層。
この層は少なくとも90日間はアクセスされないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストはクール層よりも安価で、データの取得や読み取りのコストは高くなります。

アーカイブ層(Archive Tier)

この層は長期的に保管し、少なくとも180日間アクセスしないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストは最も低いですが、データの取得や読み取りのコストは最も高くなります。
また、アーカイブ層からデータを取得するには、リハイドレートと呼ばれるプロセスが必要で、これには数時間から数日かかる場合があります。
↓リハイドレート
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/archive-rehydrate-overview

可用性

ホット層 クール層 コールド層 アーカイブ層
可用性 99.9% 99% 99% 99%
可用性(RA-GRS) 99.99% 99.9% 99.9% 99.9%

アクセス層の設定方法

  1. コンテナー内のデータを選択し、「層の変更」をクリック
  2. 「クール」を選択し、「保存」をクリック
  3. クールに変更されたことを確認

まとめ

簡単ではあるが、アクセス層の違いをまとめました。
使い分け難しいなーと思いました。

ヘッドウォータース

Discussion

jemiyajemiya

アクセス層によって、料金も変わってくるよー。もちろんホットが1番コストがかかるけど。