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Azure Blob Storageのアクセス層について
記事を書こうと思って経緯
Azure Blob Storageのアクセス層にColdが追加されたことを最近知りました。
アクセス層は、「ホット層」「クール層」「アーカイブ層」の3つの認識だったので改めて整理をしたいなと思い、記事を書こうを思いました。
アクセス層4選
ホット層(Hot Tier)
この層は頻繁にアクセスするデータに最適です。ストレージコストは比較的高いですが、アクセスにかかるコストが最も低いです。
クール層(Cool Tier)
この層は少なくとも30日間はアクセスされないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストはホット層よりも安価で、データの取得や読み取りのコストは高くなります。
コールド層(Cold Tier)
めったにアクセスされたり、変更されたりしないが、それでも高速で取得できなければならないデータを格納するために最適化されたオンライン層。
この層は少なくとも90日間はアクセスされないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストはクール層よりも安価で、データの取得や読み取りのコストは高くなります。
アーカイブ層(Archive Tier)
この層は長期的に保管し、少なくとも180日間アクセスしないことが予想されるデータに適しています。ストレージコストは最も低いですが、データの取得や読み取りのコストは最も高くなります。
また、アーカイブ層からデータを取得するには、リハイドレートと呼ばれるプロセスが必要で、これには数時間から数日かかる場合があります。
↓リハイドレート
可用性
ホット層 | クール層 | コールド層 | アーカイブ層 | |
---|---|---|---|---|
可用性 | 99.9% | 99% | 99% | 99% |
可用性(RA-GRS) | 99.99% | 99.9% | 99.9% | 99.9% |
アクセス層の設定方法
- コンテナー内のデータを選択し、「層の変更」をクリック
- 「クール」を選択し、「保存」をクリック
- クールに変更されたことを確認
まとめ
簡単ではあるが、アクセス層の違いをまとめました。
使い分け難しいなーと思いました。
Discussion
アクセス層によって、料金も変わってくるよー。もちろんホットが1番コストがかかるけど。