【Microsoft Fabric】スケジュールされたデータ パイプラインが消えたらどうなるの
はじめに
Microsoft Fabricは試用版を扱うことによってお試しができます。
試用期間は60日であり、実は延長もできますが(2024年10月現在)、試用期間が終わるとPower BIレポート以外のアイテムは削除されますと表示がされました。
今回はアイテムが消えたタイミングで作成していたData Factoryのデータ パイプラインのスケジュール止まるのか実験して見たいと思います。
やること
Data Factoryのデータ パイプライン自体をスケジュールすることはとても簡単にできるので、メール送信のデータ パイプラインを作成して動作確認後、作成したアイテムを削除して経過観測します。
まずはDataflow Factoryのエクスペリエンスを選択して、データ パイプラインを選択します。
次にアクティビティを選択して、メールアイコンをクリックします。
Office 365 Outlookアカウントのサインインが求められるので、サインインを押して設定を行います。
その後作成したメールアクティビティの設定に移り、Toで自分宛てにします。
ホーム欄からスケジュールを選択できるので、よしなに設定をしていきます。
とりあえず3分刻みで自分のメールアドレスにメールが送られてくるように設定しました。
簡単なテストなので、終了日時は1日後でも良さそうです。
これで適用を押すと、3分刻みでメールが送られてきますね。
それではスケジュールのテストが完了したので、実際にこのパイプラインを削除して経過観察していきます。
3点リーダーその他のオプションから削除を選択できるので、削除します。
結果は如何に
メールが送られてくるということはなく、ちゃんとアイテムが削除されると適用していたパイプラインが止まりました!
これで試用期間で作り過ぎてしまったアイテムも、試用期間を迎えればアイテムが消えたタイミングで作成していたData Factoryのデータ パイプラインのスケジュール止まることが確認できました。
ちなみにTeams通知もプレビュー状態ですが、今回実装したみたいに簡単にパイプラインから通知を送ることができます。
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