Azure OpenAI Serviceでo1-previewを試す
やりたいこと
ちょっとしたことではありますが、o1のモデルデプロイで罠があったので、メモしておきます。
まず、下記のようにo1-previewとo1-miniモデルが限定アクセスできるようになっています。
o1モデルの説明。
OpenAI o1 シリーズ モデルは、推論と問題解決のタスクに集中力と能力を高めて取り組むために特別に設計されています。これらのモデルは、ユーザーの要求の処理と理解に多くの時間を費やすため、科学、コーディング、数学などの分野で非常に強力です。たとえば、o1 は、医療研究者が細胞配列データに注釈を付けるために、物理学者が量子光学に必要な複雑な数式を生成するために、またあらゆる分野の開発者が複数ステップのワークフローを構築して実行するために使用できます。
つまり、計算やコード生成でより精度の高い回答を得られるみたいです。
デプロイ手順
アクセス要求
まずは、アクセス要求をします。
入力項目はAzure OpenAI Serviceの要求時ほど入力することはなく、サブスクリプションIDを送るくらいなので、簡単でした。
承認されるまでの時間ですが、日本時間の10:30過ぎにリクエストをしたら、11時に承認されていました。
30分かからなかったです。
モデルをデプロイ
ここが罠だと思ったところで、Azure OpenAI Studioのデプロイ項目では相変わらずモデル選択できませんでした。
ということで、モデルカタログ画面からo1を選択すると
デプロイできました。
ちなみに、古いUIだとデプロイの項目でo1モデルがデプロイできました。
試してみる
チャットでモデル選択してみましたが、10/17の午後に試した限りだと、使えませんでした。。
ちなみに、グローバル標準だからかなーと思って、Standardでも試しましたが、
eastus2自体が使えなくなっているのか、状況は変わらなかったです。
ここがもう一つの罠ですが、明日どうなるか確認します。
→翌日試したら、使えました。
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