GitHub CopilotにBeastモードたるものがあるのご存知?
「Copilotで選択されてるモデルってやっぱClaude4なのかな~」と思い、Xでエゴサしていたところ、GitHub社のリポジトリにBeastモードというものがあることを知りました。
作られた方
どんなもの?
VSCodeのCopilot Chat上のカスタムチャットモードのことで、簡潔にいうとGPT-4.1モデルでのコード生成と複雑タスクの成功率を向上させるものになります。
2025年7月からプレミアムリクエスト機能によるクレジット性になったので、CopilotのProプランユーザーなどは月に使える回数を迎える人も少ないようです。
そこで無料でリクエスト放題のGPT-4.1で他モデル同様のパフォーマンスができるように作ったのがこの「Beastモード」とのこと。
Beastモードの内容としてはツールの自動実行とか、プロンプトチューニングがメインぽいです。
Beastモードの詳細
- タスクが解決するまで止まらない
- 必ずインターネット検索をして新しい情報を取得
- タスク内容を小さいステップに切り分けて、todoを作成して実行と段階的なワークフローを行う
- テストも実施
- Gitには自動でコミットしない
設定方法
Copilot Chatを開いて、モード選択のところで「Configure Modes」を選択。
「Create new ...」を選択
「.github/chatmodes」を選択
ファイル名を入れてエンターするとファイルが作成される
ファイル名を以下の内容に変える
するとモード選択に出てくる!(こんなんあるの知らなかった..)
あとはCopilotが自動でいろんなツールを呼び出したりAgentのリクエスト回数を増やす設定をします。
設定画面からVSCodeに反映することができますが、settings.jsonを作って、そこに以下を記載する方が良いかと思います。
「chat.tools.autoApprove」 : true
「chat.agent.maxRequests」 : 100
試してみる
以前作成したGenerative UIのチャットボットの改修として、SDKをVercel AI SDK
→Langgraph
に変えれるか試してみます。
入力プロンプト
@workspace このアプリで使っているSDKを
Vercel AI SDK
からLanggraph
に変えたい。
導入しているSDKを変更し、それに合わせてコードを修正し、問題なく動作するようにしてください。
出力結果
確かにTodoやタスクを作成したり、テストまでやってくれました。
が、実際にアプリ立ち上げたら動かなかったのでClaude4
やGPT-5
レベルの精度まで上がるわけではない感じ
まとめ
簡単に設定できる
システムプロンプトによって、よりCopilotに指示を送っている
月の利用回数の上限が来てGPT-4.1しか使えない状態になったら使ってみるのあり
Discussion
追加できました!制限が来たら使ってみようと思います!


ただGoogle検索はロボット判定でブロックされちゃいました...
開いたサイトで「私はロボットではありません。」の確認のやつが出たのかも。
流石にそこは突破できなかったか。。。