【Azure】- Azure PortalでTerraformのExport機能がパブリックプレビューとして登場

執筆日

2025/5/7

なんと

2025/5/1に、Azure Portalから既存のAzureリソースをTerraform形式でエクスポートできる新機能Terraform Exportパブリックプレビューで発表されました！

https://techcommunity.microsoft.com/blog/azuretoolsblog/announcing-public-preview-of-terraform-export-from-the-azure-portal/4409889

主な利点

• 既存リソースのコード化
  手動で作成したAzureリソースを簡単にTerraformコードに変換できます。

• プロバイダーの選択
  azurermとazapiの両方に対応しており、用途に応じて選択可能です。

• 学習と理解の促進
  既存リソースがTerraformでどのように表現されるかを確認することで、Terraformの学習やチーム内での共有が容易になります

リソースプロバイダーを登録

1. サブスクリプションを開く。
2. Microsoft.AzureTerraformリソースプロバイダーを登録する。
   
   registerdになったことを確認する
   

Azureのリソースグループとリソースの準備

リソースグループとリソースを準備する
※リソースはなんでも大丈夫です

Terraform形式でExportする

1. リソースグループを開く
2. 左タブのオートメーション>テンプレートのエクスポートをクリックする
   
3. Terrafrom>AzureRMをクリックする
   
   エラーが..
   

Microsoft.MachineLearningServicesに関連したリソース（Machine Learningワークスペース内の接続、データセット、環境、モデル等）が対象となっています。
Terraform Export機能が一部のAzureリソースタイプにまだ対応していないのかなと。

4. Terrafrom>AzureAPIをクリックする
   

こちらはエラーが出ない

ダウンロード

Terraformコードの生成後、ダウンロードをクリックして、main.tfファイルを取得します。

以下のように、Terraformのコードが入手できます。

まとめ

Azure PortalからTerraform形式でリソースをエクスポートする新機能を実際に検証しました。まだ一部のリソースタイプに制限がありますが、既存リソースを迅速にコード化し、IaC運用を加速する便利な機能であることがわかりました。今後の機能拡張が楽しみです！