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グラフRAGとは
記事概要
グラフRAGについて、まとめる。
説明
ナレッジグラフを利用したRAG
ナレッジグラフ
ノードとエッジで構成されている
RAGとの比較
RAG | グラフRAG | |
---|---|---|
検索方法 | ベクトル検索 | ハイブリッド検索 (ベクトル検索、全文検索、グラフ検索の3種) |
検索対象 | 非構造化データ | 非構造化データ+構造化データ |
応答テキストの精度 | - | 比較的高い |
非構造化データ:チャンク単位で区切ったテキストデータ
構造化データ:テキストデータの「タイトル」「カテゴリ」「作成日」など、テキスト構造をもとに抽出したデータ
仕組み
- インデックスの作成
検索を容易にするために、インデックスを作成する - エンティティの抽出
エンティティ:文章内に含まれる個別の情報
グラフ構造として関連付けるために、文章やデータからエンティティを抽出する - グラフ構造の形成
エンティティとそれらの関連性を、グラフ構造として表現する
ナレッジグラフと呼ぶ
※これにより、文脈や関係性を回答に反映できる - 階層クラスタリング
関連するエンティティをコミュニティとしてまとめる - コミュニティ要約
コミュニティを階層的に整理する
「米」を「銘柄」で分けた大きなコミュニティに対して、「産地」「栄養価」などのサブコミュニティで情報を細かく整理する - 検索
インデックスからナレッジグラフを検索し、関連する情報を効率的に取得する - コミュニティ要約の生成
検索結果のコミュニティを分析・要約する - 生成プロセス
学習データとナレッジグラフをもとに、質問に対する最適な回答を生成する
補足
RAG
参考記事
Discussion
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説明>RAGとの比較
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