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DP-203合格記

2024/01/11に公開

前提

Azureを触り始めてから2年半のエンジニアです。
Azureの資格としてはAz-900/104/204/500/305およびDP-900を保有しており、主にPaaSを中心に設計や構築を行なっています。
Azure Synapse AnalyticsなどDP-203に出てくるリソースは、触ったことがないです。

取得の動機

Microsoft Fabricが発表されたことで、データエンジニアリングの知識を深めたいと考え、昨年の11月からその学習を開始しました。
その一環として、まずはDP-900を昨年の12月初めに取得しました。

DP-203とは?(※GPTによる要約)

DP-203試験は、データエンジニアが持つべき専門知識を試すもので、多様なデータソースからの構造化データ、非構造化データ、ストリーミングデータを統合し、分析用に適切なスキーマに変換し、一元化する能力を問います。
データエンジニアは、セキュリティが確保されたデータ処理パイプラインを作り、それを維持する責任を担います。
これには、Azureのデータサービスやフレームワークを利用してクリーンで拡張可能なデータセットを生成し、保存することが含まれます。
データストアは、最新のデータウェアハウス、ビッグデータ、レイクハウスアーキテクチャなどのビジネス要件に応じて設計されます。

Azureのデータエンジニアは、特定のビジネス要件と制約の下で、効率的で整然とした信頼性の高いデータパイプラインとデータストアを運用し、運用上の問題やデータ品質の問題を特定し、トラブルシューティングを行い、データプラットフォームの設計、実装、監視、および最適化を行います。
受験者は、SQL、Python、Scalaなどのデータ処理言語に精通し、並列処理やデータアーキテクチャパターンを理解していることが求められます。
また、Azure Data Factory、Azure Synapse Analytics、Azure Stream Analytics、Azure Event Hubs、Azure Data Lake Storageなどのツールの使い方にも習熟していることが求められます。

勉強方法

1.DP-203のMSLearnを1周する
最初は全体像をつかむために、MSLearnで学習しました。
理解度は、おおよそ20~30%程度です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/dp-203/

2.過去問を1周する
次に、問題を解くのではなく、回答の解説を読み、それに関連する内容のドキュメントを探し、熟読しました。
これにはかなりの時間を要しましたが、理解を深めるためには非常に重要だと感じています。
過去問:
https://www.udemy.com/course/practice-exams-microsoft-azure-dp-203-data-engineering/

3.過去問を3~4周解く
最後に、過去問を3~4周解きました。この際、選択肢を選んだ理由を必ず明確にしました。
多くの方が経験しているであろう、何周もすると答えを覚えてしまう現象を避けるためです。
復習の方法としては、間違えた問題や迷った問題の解説を読むこと、そしてそれに関連するドキュメントを読むことを心掛けました。

結果

結果は、760/1000で合格しました。

所感

実際にリソースを操作したことがないので、自分が全てを完璧に理解したかと問われれば、かなり自信がないのが実情です。
これからはDP-203で学んだことを元にAzureでの構築を行い、その経験をブログで発信していきたいと考えています。
また、最近始まったMicrosoft Fabricの資格も、これから勉強していこうと思っています。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/dp-600/

ヘッドウォータース

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