iOSアプリをテストフライト配信する方法
久しぶりにiOSアプリのTestFlight配信対応をしたので備忘録。
事前準備
1. Identifier&Provisioning Profileの設定
「App ID」を作成しておく必要があります。
以下の記事を参考に作成してください。
「プロビジョニングプロファイルは」は以下を参考にしてください。
2. テストユーザーの設定
内部(社内メンバー)と外部(社外メンバー)の両方を設定できますが、ここでは内部ユーザーの設定をする場合です。
以下のApp Store Connectの「ユーザーとアクセス」にアクセス。
「+」をクリックして新規ユーザーを登録します。
これで対象ユーザーに招待が届いていると思います。
名前と招待したいユーザーのメールアドレスを入力します。
アプリの登録
以下にアクセス。
「+」をクリックして「新規アプリ」を選択。
「名前」にはアプリ名。
「プライマリ言語」は日本語。
「バンドルID」には事前準備で作成したIdentifiersを見つけて選択。
入力できたら作成。
テストユーザーの設定
作成されたアプリをクリックして、「TestFlight」タブに移動。
内部ユーザーの場合
「テスター」セクション内の「内部テスト」横の「+」をクリックして新規グループを作成します。
名前は分かりやすい名前にしてください。
下にスクロールすると「テスター」というセクションがあるので「+」をクリックしてユーザーを登録します。
Apple Developerに入っているユーザー一覧が出てくるので、対象のユーザーを検索して追加。
外部ユーザーの場合
「テスター」セクション内の「外部テスト」横の「+」をクリックして新規グループを作成します。
名前は分かりやすい名前にしてください。
「内部テスト」同様に「テスター」セクションの「+」をクリック。
その中で「新規テスター」を選択。
登録したいユーザーのメールアドレスと名前を入力して追加します。
TestFlight配信
Xcode上での設定は以下を参考にしてください。
Provisioning ProfileやBuild Identifierの設定が必要です。
「Product」タブ内の「Archive」を選択。
Buildに成功したら「Distribute App」をクリック。
「App Store Connect」でもいいですが、今回はテストフライトの内部ユーザーだけにしたいので「TestFlight Internal Only」を選択
アップロード中...
成功しました。
App Store Connectに移動するとiOSビルドのところに新しく追加されていました。
「コンプライアンスがあります」というwarningが出ているので、「管理」をクリックして、
「上記のアルゴリズムどれでもない」を選択してください。
これでステータスが「テスト中」となって、テストフライトの招待メールがテスターに届くようになりました。
注意点
Xcode上ではTestFlightの配信が成功となっても失敗している時があります。
成功となってるのにApp Store ConnectのiOSビルドに登録されてなかったため、最初は気づきませんでした。
TestFlightの配信した時はメールが届きますので、確認しましょう。
ちなみに僕の場合はアプリ内でカメラを使用するのにinfo.plistにアクセス許可の設定ができてないのとプッシュ通知の設定が漏れていたため失敗してました。
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