Copilot StudioでPDF検索エージェント作成
やりたいこと
IBIS2024にメンバーが参加した際にポスターを社内共有してもらいました。
ただ、ポスター自体1日100個以上あるので、とても見きれませんし、探せません。
ファイル名に情報がないので、PDFの中身をキーワード検索したいと思いました。
Copilot Studioを使うとTeamsから社内の人がキーワード検索できるアプリを3分くらいで作れたのでご紹介します。
Copilot Studioについて
Copilot StudioはTeamsやSharePointなどMicrosoft365などとの連携が可能で、簡単にエージェントを作成できるツールです。
様々なレイヤーのデータソースとConnectorで利用できるみたいです。
まずは、デフォルトのエージェントを選択してみました。
適当な項目を入力して、SharePointの紐付けまではできましたが、言語も英語以外が選べないし、作成ボタンが押せませんでした。
エージェント作成
左ペインのエージェントから作成したらできたので、こちらで進めます。
適当な入力とSharePointのリンクを2つ登録しました。
試しにテストしてみると、入力したキーワードに対しての概要とドキュメントのリンクを返してくれているみたいです。
テストをすると、会話の流れや、設定がPowerAutomate風なUIで表示されました。
右上にある「公開」ボタンを押下し、セキュリティの確認。
エージェントの社内共有設定をします。この辺は画面右上の設定付近のメニューから遷移できます。
次にチャネルでどのチャネルでアクセスできるか設定します。
右下の可用性オプションを押下し、リンクのコピーをします。
※組織内の全員に表示する権限を持っていなかったので申請だけ出しました。
アプリをすぐにteamsから使うにはコピーしたリンクを踏むことで、アプリが使えます。
teamsでアプリの許可をすると、いい感じにポスターのキーワード検索をしてくれます。
ちなみに発表者の名前を入れると、「特定の個人に関する情報を提供することはできません。」と言ってくれます。
まとめ
SharePointにファイルをアップロードして、エージェントを作成すると、簡単にteamsからドキュメント検索ができました。
過去の類似提案書や設計書の検索などは、まずはSharepointに配置して、エージェントを作るでキーワード検索はできるんじゃないかなーと。
初手はノーコードエージェント作成が良さそうです。
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